ベトナムの国内労働市場について⑨北部地域①ハノイ

ベトナム政府系報道機関からの報道によると、ハノイ労働総連合は、2023年の旧正月中に生活が困難な組合員、労働者を支援する計画を実施する。

組合員である労働者の平均収入は、2021年の同時期と比較して、160万VND(日本円で約9,000円ぐらい)増加した。

2023年の大晦日から、従業員は休日だなっても故郷の実家に帰りテトのお祝いが出来るのか？

「すべての組合員と従業員がテトを迎えらるる」をモットーに、ハノイ労働総連合はあらゆるレベルの労働組合に、2023 年のうさぎ年の旧正月の際に、多くの実用的で有意義な活動を組織するよう指示している。

組合員と従業員の物質的および精神的な生活をサポートしている。

2023 年の卯の旧正月の機会に、ハノイ労働総連合は、困難な状況にある組合員と労働者に15,000の支援パッケージ ( 現金で100万 VND〈日本円で約5,600円ぐらい〉相当) を合計予算で提供する予定だという。

ハノイ市の労働組合予算とハノイ人民委員会の支援基金から150億VND(日本円で約8,425万円ぐらい)を予算している。

ハノイ労働総同盟は、2023 年に「テトの集い - 春節」プログラムを開催し、2 日間でベトナム・ソビエト友好労働文化宮殿で「テト労働組合市場」を開催する予定だという。

テトを祝うためにハノイの繊維およびアパレル産業の産業および輸出加工区の恵まれない労働者1,200人が故郷に戻るための支援車両。テトを祝うために労働者を家に帰すプログラムを組織するために、車と車両を借りる費用の50%を支援する計画だ。

また、市労働総連合会は、2023年の「組合シェルター」の支援や、非常に困難な状況にある組合員や労働者を訪問して贈り物をするなど、多くの実践的な活動も行っている。

安全で効果的かつ実践的な活動とプログラムを確保するために、ハノイ労働総連合は、すべてのレベルの労働組合に対し、組合員と従業員を支援するために多くの社会資源を積極的に動員するよう要請している。

ベトナムは社会主義国家であるがゆえに様々な労働者の保護施策が政府を始め、政府系団体からの政策が実行されている。

ハノイ労働総同盟の執行委員会は、164人 (女性44人)2021年7月現在で構成されている。加盟組織は、20全国産業別組織、地方組織数は、63地方組織 (省市組織)は、125,038 組合にのぼる。

主要加盟產別業種は、①公務員、 ②保健、 ③ 工業および商業、 ④ 繊維被服、⑤建設などである。

それは弱者救済や少数民族の救済などの課題に打ち出されている。私が、圧倒されるのは、その発信力の多さにあるし、その細かさにもある。

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