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\トーク名人は感情の引き出しがパカパカ開く/#121


昨日の放送で「表情を使いましょう」という話をしましたら、皆さんからたくさん面白い反応をいただきました。

「感情を出すのが苦手」、「表情がカチコチ」とかね。

今日は表情の他にも大切な、伝わるポイントをお話しますね。



①豊かな感情表現力


伝わる人は、感情を表すのがとても上手です。

昔のことや、「この間こんなことがあってね」なんていうエピソードを話す場合、特にその時の自分の感情とか、その時周りにいた人の様子をリアルにイキイキと語ると相手に伝わります。

話が上手い人は表情はもちろん、その時の感情をヒュッと思い出して、その感情にスポンと入ることができます。だからこそ言葉も色とりどりになるんですね。

例えば五感を表す言葉、「ザラッとしてて気持ちの悪い感触」とか、「ツヤツヤしていてぷっくり膨らんだ、もぎたてみたいな桃」みたいに、目の前に今それを見ているような色、形、触った感じ、見た感じ、匂い、 そういった五感すべてを表してくれる。

それが話が上手い。臨場感がある伝わる話しになります。

②一瞬で思い出させるキャッチコピー


今日、家である物を見て、「ホントこれはうまいキャチコピーだな」って思いました。 紀州南高梅です。

包装紙に書かれているコピーを見て、思わず手に取った梅干しなんです。
そこには、『昔懐かしいあの頃の酸っぱいしそ漬け梅』と書かれていました。

祖母が毎年漬けてくれていた酸っぱい梅干しを思い出して、「いやー、これは買っちゃうな」って即買いでしたよ。


③感情の引き出しがパカパカ開く


私と同じように、家族が酸っぱい梅干しを漬けてくれていた。そんな思い出のある方もいらっしゃると思います。

その人たちが買い物で何気なく商品棚を見ていたら、『昔懐かしいあの頃の』って目に入った。
これはもう、そのまま感情を掘り起こされる言葉ですよね。

『昔懐かしい』っていう言葉に、記憶が昔に飛んでいきますし、
あの頃』っていう言葉にも心を動かされる。
『酸っぱい』っていう言葉が昔ながらの味を思い出させ、感情をゆさぶる。


この表現力でその時の記憶や感情にスポンと入っちゃう。
梅干しのパッケージを作った方は、間違いなくトーク名人ですね。まさに感情の引き出しがパカパカ開いています。


④言葉の種類も表現も豊かに


日本語はあまり表情がないとか、感情を表に出さないのが美しい。なんて言われています。
でも面白がったり、懐かしんだり、酸っぱいっていう感情や味覚。そういう感覚を表す言葉が無限にあるんです。

表情の代わりに言葉の種類が多い言語なので、言葉の種類がたくさんある上に表情まで豊かに表現できたら、世界の中でも類を見ないほどの表現上手な民族になれます。

私はそう思うので、日本人である私たちも外国人のように、感情やその時の思いをどんどん表現して、表現上手になりましょうね。


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