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#06 音楽史① 古代

それでは、ようやく音楽史のシリーズを始めます。このシリーズはこちらにまとめてありますので是非フォローしてください。

どこから書き始めようか迷ったんですが、ゼロから人類が音楽を産み出すようすから書いちゃえ!ということで、本当の「はじめ」から書きます。もちろん世界史もざっくりわかるように書きます。音楽史全体からすると、省略しても良い部分なので軽い気持ちで読み流してください。笑

今回のあらすじは、古くから楽器がありました。というだけです。笑


人類誕生

約138億年前、宇宙が誕生しました。(そこから?笑)

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そして約46億年前、地球ができ、生物が誕生し、いろいろ進化して、今の人類になりました。

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火を使い、道具を使うようになります。そして、太古から楽器もあったことがわかっています。

狩りに使う弓 → 弦楽器(ハープなど)
動物のツノや骨 → 管楽器 (笛やラッパ)
通信のために使った石や木片 → 打楽器 (太鼓)

このように生まれたと言われます。文字資料が無いこのあたりは先史時代といい、文字が発明されて、文明と呼ばれるところから有史時代になります。



古代文明成立

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※ところでこのシリーズですが、最終的にはJPOPに辿り着きたいので日本の音楽史もいずれ書くつもりではいるのですが、それはまた、当分先になって書く気が残っていたら書くとして・・・笑

しばらくのあいだは

クラシック音楽史(= ヨーロッパ中心史観)
ポピュラー音楽史(= アメリカ中心史観)

を中心に書いていくつもりなので、世界史ではじめに出てくる四大文明などの古代文明うち、中国とインドはひとまず置いておきます。

ということで、まずは今から約5000年前の、エジプトやメソポタミアの世界です。この地点ですでに、原始的なフルート(オカリナのようなもの)や葦笛(オーボエやクラリネットのもと)などが存在していたといいます。

紀元前1300年ごろ~は、聖書に書かれているようなユダヤ教の伝説(出エジプト記など)の舞台となった時代です。(聖書にも楽器が登場するそうです)


その後、ギリシャで豊かな音楽文化が栄えることになります。

【古代ギリシャの音楽文化】

●紀元前800年頃~
ギリシャに都市国家(=ポリス)が出現。
強いポリスとして残っているのがアテネスパルタ
オリンピア(競技会)やムーシケー(詩+音楽+舞踊)があった。
ギリシャ神話など物語も豊富に残された。 

●紀元前5世紀ごろ
ギリシャ文化の全盛期。円形の「オルケストラ」という野外劇場があり、仮面をつけた俳優と、踊りを伴った合唱隊(=コロス)によって演じられた。リラ、キタラ(弦楽器)、アウロス(リード楽器)、パンパイプ(笛)、ヒュドラウリス(パイプオルガンのもと) などの楽器があった。

●ペルシャ戦争・ペレポネソス戦争前後~
哲学や学問が発達していき、ピタゴラスが数学を発達させ、数学的に音階を導き出す。プラトンアリストテレスは、音階の種類によって道徳的に良い影響や悪い影響がある、という教育上の考えを示した。

そして紀元前4世紀には突如、エジプト~ギリシャ~ペルシャ~インドといった広範囲をアレクサンドロス大王が統一してしまいました。一瞬にして広大な帝国を築きますが、すぐに分裂してしまいます。

混乱期のギリシャはヘレニズム期と呼ばれ、ギリシャ悲劇は衰退していきました。

その後はローマの勢力がだんだんと拡大していき、紀元前1~0世紀ごろにはこんな感じになりました。

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古代ローマでは音楽が戦争の合図や軍楽的に用いられたり、ギリシャ文化が引き継がれただけであったりと、従来の西洋音楽史的にはあまり音楽的には特記事項は無いとされています。このような芸術至上主義的な視点は慎重な検討が必要だとは思いますが、古代の研究はこのシリーズでは深めるつもりはないので、軽く触れるだけにとどめておきます。

さてさて、そんな中でユダヤ教から分離してキリスト教が誕生し、勢力が拡大していきます。ローマ帝国はキリスト教を弾圧して抑え込んでいましたが、どうにもならなくなり、313年、ローマ帝国は土地をうまくおさめるために、態度を一転してキリスト教を公認、一帯がキリスト教の国になってしまいます。

395年、ローマ帝国は東西分裂。東ローマ帝国はビサンツ帝国となり、西ローマ帝国が、その後のヨーロッパの原型(ドイツ、フランス、イタリア)になっていきます。ビサンツの向こうにはササン朝ペルシャという勢力が発生していました。

5世紀の勢力図(中世スタート)

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音楽史というより急ぎ足の世界史の解説というような感じになってしまいましたが・・・古い楽器や文化があったんだな~くらいのプロローグだと思ってもらえればいいです。

次は中世になります。


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