東大生が、小学生の頃に読んでいた本達【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた】
まさか東大に入ることになるなんて、思っていなかった小学生時代。
子ども達がどんな本を読んで育ってきたのか、一部紹介したいと思います。
子どもの頃にどれだけ本を多く読んできたか、で語彙力や文章力が全然ちがってきます。
こればっかりは、国語の勉強だけで身につくというものではないので、小学校の少なくとも中学年までは、じっくり本を読める時間があるといいですね。
怪盗ルパン
「怪盗紳士」の第1巻で始まる「怪盗ルパン」シリーズ。
「怪盗」なのに「紳士」?
書名からして、不思議で怪しい匂いに引き寄せられ
てしまう本です。
カバーを開くと、そこにはこんな言葉が。
泥棒なのに英雄とは、なんて魅惑的な物語。
小学校の3、4年生頃に熱心に読みふけっていた
「怪盗ルパン」シリーズです。
でも、これは子どもが自分で読みたいと言った
ものではありませんでした。
実は、母親である私が小学生の頃、怪盗ルパンに
はまって読んでいた時期があったのです。
小学生の頃は、勉強は学校の授業オンリーで
本ばっかり読んでいた(あと、学童保育代わりの
そろばん塾に毎日!というシンジラレナイ生活)
少女(今頃書くと、恥ずかしいですね…)でした。
ですので、私がかつて、自分の母親
(エッセイに婆ちゃんとして登場しています)に
いつも「怪盗ルパン、次の買ってほしいな~」と
ねだって買ってもらっていたことを思い出して
小学生の長男に「読んでみる?」とすすめたのが
きっかけだったのです。
ちなみに、私はホラーなど怖い話が苦手でしたが
これなら大丈夫で、ねだってまで読みたいと思っ
た本でした。
昔(昭和)はハードカバーでしたが、今はポケッ
ト版といった雰囲気のソフトカバーで、むしろ
買いやすくなっていますね。
第4巻の「奇巌城」は、特に面白かったと
今でも覚えている傑作です。
第3巻の「ルパン対ホームズ」も、
イギリスの名探偵シャーロック・ホームズと
フランスの怪盗アルセーヌ・ルパンの対決
ですから、そりゃ面白いですワ。
ジキル博士と冒険物
ジキル博士とハイド氏
温厚でまじめなジキル博士が、不まじめなことを
してみたいと考え、発明した秘薬を飲んで…
という有名なお話。
(ロバート=ルイス=スチーブンソン作)
※↑ わが家にあるのは「新書版」ですが、こちらはKindle版(電子書籍)ですので、好みに合わせてくださいね。小学中級から、とあるので中学年から大丈夫。何なら、大人でも面白そう…。
言ったそばから、私も今(!)読んでしまいました。
うん、大人でも面白い。
トム・ソーヤーの冒険
アメリカの代表的作家、マーク・トウェインの
「トム・ソーヤーの冒険」
本を開くと、もくじには
「カブト虫と犬」という見出しが。
小学生の男子、カブトムシ好きですよね。
「ま夜中の決闘」「血判の誓い」という勇ましい
見出しも。殺人事件目撃なので、内容は実は怖い
エピソードなのだけれど、子ども向けのやさしい
文体で書かれています。
↑ ※小学校中級向け。分かりやすい言葉で、子どもにも読みやすい。
なんと、長男は下のハードカバーの本で読んだ
とのこと。もう家にはないのですが、どうやら
トム・ソーヤーの冒険もロビンソン・クルーソ
ー(後述)も、ご丁寧に2冊ずつ買っていたよ
うです。ドジなママだけど、トホホ… ↓
ロビンソン・クルーソー(ロビンソン漂流記)
写真にある通り、なぜか2種類のロビンソン・
クルーソーが家にあります…。なぜ…。
家にないと思って、もう1回買ったのでしょうね
きっと。
ドタバタの子育て時代、アリエ~ルことでしたが…。
折角なので、比較して載せてみます。
↑ ※全445ページと、少し厚めの本ですが、行間が広くふりがなもあるのでじっくりと読めるタイプの詳しい本です。坂井晴彦/訳。
↑ ※全339ページと、福音館文庫よりは薄いです。中野好夫/訳。
蛮人という人食い人種が出てくるので
実は、ロビンソン・クルーソーのお話自体が
イメージよりも、なかなかハードな内容ですね。
さしずめ無人島でのサバイバル、といった
ところですが、あくまでフィクション。
小学上級からとなっていますので、高学年向け。
今回は、子ども向けとはいえスリル系の本の紹介
でした。
子どもの頃にも、怖いもの見たさの心理が働いて
色んなものを読んでみたくなるのですが
あくまで現実とフィクションの世界は、違う
のだということを、感じつつ学びながら
育っていくものだと思います。
息子たちはこれ以外にも、児童館や
学校図書室などでも、読書をしていたようです。
あ、マンガの読書も…大好きでしたね。
そりゃもちろんです😉
本もマンガも読みたいし、野球もしたいし
小学生も結構忙しいですね!↓
☆ドジな母親の子育てでも、東大に2人合格したので、どんな子育てだったかを振り返りながら書いている【ドジママの子育ては、なぜか東大につながっていた】の序章は、こちらから ↓
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