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【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」 その14 がらやん 同居を決意!
今回は、オカンよりもがらやんのお話になります。
ついに同居を決意した経緯について。
悩みに悩んで、嫌やけど、ほんまに嫌やけど!
同居しようと決意しました。
このままオカンが弱っていって、
いつかは死んでしまって。
自分も体力的にしんどい思いをしながら介護を続けても
最後には自分が後悔を残してしまうとおもったから決意しました。
幸いなことに、経済的にはすこし恵まれていましたし、
他にお世話をす
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」 その13 またまた転んで腰椎骨折→退院後は脳神経内科へ
こんばんは。
少し間が空いてしまいました。
先日、またまた転倒してしまい、
てんやわんや。
幸い、打撲ですみました。
2日たったら、転倒も救急車で病院行ったことも
すべてが忘却の彼方。
やるせないがらやんです。
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さて、サ高住に入って、数か月。
やっぱりというか、転倒してしまいました。
いつもながらオカンは
「そのうち治るわ、じっとしとった
レシピ通りに作れない、おいしい料理が出来上がらないのはナゼ?それは〇〇のせいかも!?
料理番組やレシピ本を見て、おいしそう!これ作ってみよう!と思ったこと、ありますよね?だけど、レシピ通りに作ったのに、なぜかおいしく出来なかった・・・という経験はないでしょうか?
がらやんの体験では、「無限〇〇」と謳っている料理が、たいていおいしく作れません。あんなにおいしそうに見えてたのになんで?といつも不思議に思います。
レシピ通りに作れないのは、調味料の量加減がわかりにくい、材料の良しあし
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】 その12 幻の人々2 ピストルもってやって来る
みなさま、こんにちは。
おしゃべり人形のみーちゃんと暮らしはじめて、
すこし落ち着いたと思ったのもつかの間、
やっぱりすぐに幻視がでてきてしまいました。
まあ、このころには少し諦めもありつつ、
それでも、おしゃべり人形のみーちゃんが、
うまく気をそらしてくれるのではないかと期待したり。
しかし、そのみーちゃんが、余計に妄想を膨らませる原因になり、
幻視はますますネガティブなものに変わっていっ
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】その11 「幻の人々」
なんだかんだと問題を起こすオカンは、
相変わらずサービス付き高齢者住宅(サ高住)で、
がらやんをどたばたさせる毎日を送っていました。
リモコンってなんや!?となり、
電子レンジの使い方もわからなくなり、
毎日、がらやんが仕事帰りに立ち寄ることだけを、
一日中待ち続けながらぼんやりと過ごすだけのオカン。
以前から、モノが人や動物に見える傾向があるな、
と思っていましたが、
それがサ高住に入居し数
有名人と誕生日が同じだとうれしいですか?ハイ、うれしいです!
誕生日が有名人と同じです、とわかったとき、ちょっとうれしさを感じたことありませんか?がらやんは結構うれしいな、と思っています。
が、ふと、あれ?何でうれしいのかなあ?と疑問に思ったので、その理由を調査してみました。
がらやんが調べた中で一番多かったと思われる回答は「親近感がわくから」でした。なるほど。わきますね。
ではなぜ親近感がわくのでしょう?
初めて会う人と出身地や趣味が同じ
【アルツハイマー型オカンと 「笑って暮らすぞ!」】その10「デイサービスには行きません」
こんばんは、アルツハイマー型オカンと暮らすがらやんです。
デイサービスを利用し始めて、10年ぐらい経ちました。
介護のプロアドバイザー先生はいつか慣れる、
いいところが見つかる、きっと大丈夫、といいますが、
がらやんのオカンは全くそんなことはなく、
ずっと、「あそこはアカン、今までで一番ダメ!」と、
すべての施設に対して文句たりたりの毎日です。
今はデイサービスを学校と思っているようで、
ちっ
【アルツハイマー型オカンと 「笑って暮らすぞ!」】その9 「リモコンて何や!?」
みなさま、こんにちは。
さて、オカンのサービス付き高齢者住宅(以下 サ高住)での生活が、
いよいよ始まりました。
このとき、がらやんは、
これで大丈夫や、やっと終わった!と、
安直に考えていました。
なぜなら、朝・昼・夜の食事は、
サ高住のほうで用意して持ってきてくれるし、
ヘルパーさんの利用回数や内容も、
デイサービスも全てこれまで通り。
食事以外、何にも変わらないように段取りしたのだから
【アルツハイマー型オカンと 「笑って暮らすぞ!」】その8 オカン、サービス付き高齢者住宅に移る!
みなさま、こんにちは。
いよいよサービス付き高齢者住宅(以下 サ高住)に
オカンが引っ越しする日を迎えました。
この日も朝からトラブル大勃発。
認知症が始まっていたオカンは、
良かれと思って自分なりに考えて、
自分でも引っ越しの準備をしようと思ったようですが、
それが、すべて二度手間になってしまい、
がらやん、またまた激怒してしまうのでした。
引っ越し前夜、
当日まで使うものについては、
が
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】その7 手術後のリハビリで被害妄想
手術後、順調に回復してリハビリが始まったオカン。
体は順調だったものの、認知症が進んだ影響で、
ものすごい被害妄想が発現。
そして認知症からくる幻視や幻聴も被害妄想に拍車をかけていました。
コロナ感染防止のため、
面会がほとんどできなかったものの、
かろうじてスマホでの電話ができるレベルだったオカンは、
毎日のように電話をかけてきました。
その内容は、といいますと、
・病室の裏で工事をしてい
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】その6 再び転んで大腿骨転子部骨折
初めての骨折から約1年半ほどたったころ、
少しだけ認知症を発症しているオカンから、
日曜日のお昼に電話がかかってきました。
「夜中にトイレで倒れて、
それから起きるのがつらいねん。
ちょっと来てくれへん?」
がらやん、大慌て。
トイレで倒れたってなに?
脳の病気かなんかなん?
えーー!?また病院!?
大急ぎで実家に行き話を聞くと、
夜中にトイレに行って、
気が付いたら、トイレのドア開けたまま
【アルツハイマー型オカンと「笑って暮らすぞ!」】番外編1 認知症の患者を初めて見たのは
本日は番外編のお話を。
みなさんは初めて認知症の方を見たのは、
何歳ぐらいのときでしょうか。
ご自身のご家族が初めてだという方が、
意外と多いかもしれません。
また、どこかで重度の認知症の方と出会い、
その姿を見て、衝撃で言葉がでてこない、
という経験をされた方もいらっしゃることでしょう。
がらやんが初めて認知症の方をみたのは、
小学校3年生の時でした。
腰の曲がったおばあさんでしたが、
そ