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『信頼』 ~自己肯定感の持つためにも、、、~


自己肯定感よりも大切なもの


『自己肯定感』
=「あるがままの自分を受け入れる」

でも、

こんな自分をあるがまま受け入れることなんてできない!

もし、

こんな自分でも
あるがままに受け入れられたなら、
『自己肯定感』を持てたのなら、

もっと幸せになるのでしょうか?
もっと生きやすくなるのでしょうか?


だから、

もっとポジティブに考えよう!!
自分は今のままで十分いいんだ!!
今ある幸せに目を向けよう!!

自分に言い聞かせてみます。
ネットや本やYouTubeを見れば、
そう“しなければならない”気もしてきます。


でも、
なかなかそうできない自分がいます。
いつもネガティブに戻ってしまう自分が嫌になります。


『自己肯定感』?

どうすれば?

また、振り出しに戻るわけです、、、


そこで考えました。

はたして足りないものは『自己肯定感』なのか?

もっと必要なことがあるのでは?


そして、
たどり着いた答えは、

『世界を信頼する』

です。




安心と信頼


ここで大切なこと。

『信頼』と『安心』の違いです。

『信頼』
…..信じて頼ること

『安心』
…..物事が安全・完全で、人に不安を感じさせないこと

岩波国語辞典 第7班より


『信頼』

信頼とは、
わが身を“ゆだねる”ことです。

信じてゆだねるのです。

信頼しても、結果は保証されません。
思い通りにいかず、裏切られるかもしれません。

不安が残ります。

でも、
勇気を出して、わが身をゆだねるのが“信頼”です。


『安心』

一方、
“安心”とは、
結果が保証されている状態です。

安全で、思い通りにいくと感じられる状態です。

不安がない状態です。

なので、文字通り“安心”して行動できます。



安心したいけれど、、、


世界は、
僕たちの思い通りになかなかなりません。
人間関係もいつもうまくいくとは限りません。

なので、
かならず、
少なからずの不安を抱えます。

不安なしには生きられないのです。

それでも、
こんな世界を信じて身をゆだねるしかないのだと思います。


ただ、
僕自身も含めて、
みんな、
あまりにも『安心』にこだわりすぎだと思います。

“不安”を怖れすぎている気がします。


だから、
必死に“ポジティブ”にこだわるのではないでしょうか?

“ポジティブ”だけを見ていれば、
“不安”を感じずにすみます。
“安心”できます。

たしかにものごと考え方次第という側面も。。。


けれど、
自力ではどうしようもないことも世界では起こります。
考え方だけでは、なんともならないような事態に直面することもあります。

そんな、
“ポジティブ”だけではどうしようもない事態に直面したとき、人は絶望するのでしょう。


でも、
世界は世界です。
あるがままの世界です。

僕たちは、
そんなあるがままの世界に身をゆだねるしかないのだと思います。

思い切って、世界を信頼するんです。




信頼が成長につながる


“安心”にこだわりすぎると、
人は成長できないと思うのです。

不安なく確実に飛べて安心できるハードルばかりに挑戦しても成長できません。


ときには、
つまずいてしまっても、
ときには、
全然歯が立たなくても、

そんな世界にわが身をゆだねて、
ハードルに挑んでみます。
不安を抱えながらも飛んでみます。

そんな不安を感じるハードルへの挑戦こそ成長につながると思うのです。
“安心”なハードルばかり飛んでも得られない成長です。


最初はとても高いハードルに見えて、不安を感じても、なんども挑戦していると、飛べることもあります。

すると不思議なもので、最初は高く不安に感じたハードルも、次第に低く感じられるように、、、


そうして得られるものこそ、
『自己肯定感』なのだと思います。



もっと世界を信頼しよう


あるがままの世界を、
勇気をもって信頼し、
思い切ってわが身をゆだねる。

そうしてはじめて、
あるがままの自分も受け入れられるようになると感じています。


いつも不安を感じて苦しい人ほど、
不信感による自己防衛でヘトヘトになっている人ほど、

そして、
『自己肯定感』が低い人ほど、

『世界を信頼』する勇気が必要だと思います。


必要なのは、
“嫌われる勇気”よりも、
『世界を信頼する勇気』です。




読んでいただき、ありがとうございました。

安心を手放し、世界に身をゆだねる。
僕を大きく成長させてくれた原動力です。

世界にわが身を放り出す。。。






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