Top Chef 4
Netflixで、トップシェフシーズン4を見ました。
1シーズン15回あるのですが、2日で見終わりました。あっという間です。
感想を一言でいうと、
私もシェフになって、このドキュメンタリーにでたい〜です。
『トップ・シェフ』とは?
『トップ・シェフ』は、まだ無名のシェフ達が、優勝者であるトップ・シェフの名をかけて様々なチャレンジに挑戦する料理対決型リアリティ番組です。本国アメリカでは、既にシーズン17まで放送されているほか、いくつもの派生番組も作られているほど超人気の番組です。
1つのエピソードは、
短時間で美味しい料理を作り上げる「クイックファイヤー・チャレンジ」
脱落をかけた「エリミネーション・チャレンジ」
審査員達が脱落者を決める話し合いをする「ジャッジズ・テーブル」
の3つで構成されており、毎エピソードごとに1人ずつシェフが脱落していきます。そして、最終的に残った1人が優勝者に輝く、というのが番組の主なルールです。
(引用しました。)
番組自体、バチェラーみたいな構成でした。
飯テロ気分で見ようと思ったら、ご飯が移されるシーンはほんの少し。調理するときも人間メインです。デリッシュキッチンみたいな料理動画ではありませんでした。
審査員の方々が料理を食べるのですが、そのときも、審査員メイン。料理の中なんぞ見れません。
完全なる人間関係、成長ドキュメント。
人間ドキュメントにつきものの、いや〜なやつもたくさんいますよ。
ですが、一話一話ごとだれか脱落してしまうときには、自然と涙が出てしまいます。
料理人たちは、孤高のたたかいなので、ピリピリしまくっているのに、脱落者にとても熱く寄り添います。
飯が映らないなら、見なくていいや〜〜。じゃないですよ!!!!
とてもとても面白いんです。
人間関係において、あくまでも料理がメインだから、バチェラーみたいにそこまで大きな事件が起きるわけではないのですが、みんなが、トップシェフという一つのイスを目指して戦い、挑む姿はとてもかっこいい。
あと、日本人だと絶対そんなことできん!みたいなこと多発してます。文化の違いが溢れすぎていて面白すぎます。
なんでもハッキリ言い合い、審査員にも口答えして、感情も表に出しまくる。
まさに、テレビ向きです。
日本でもやってほしいなぁって思っていましたが、こういう文化だからこそ面白いのもあるのかもしれません。
だって、初めてあった人に、ハグとかキスするんですよ。生まれてからずっと一緒の親にもできませんよ。そんなこと。
たとえ、互いに一目惚れしたとしても、キスなんぞ初日からはしませんよね。ハグすらしない。
それが、あいさつだなんて、
改めてすごい。
けど、いいですよね。仮に、山崎賢人が取材で私が飲食店に来たとして、私がそこのオーナーで、「よろしく!」みたいな挨拶交わすだけでハグ&キスですよ。死にますね。
それは、いいとして、シャイな日本人目線だからこそ面白い!ってところがたくさんあるんです。
たとえば、「ここらへんの家々にアポ無しでいって、食材をもらってきて、そのもらったもので料理(ビュッフェ形式で100名分の料理を作る)して。」っていうお題からしてぶっ飛んでます。
まず、いくら高級街でお金があったとしても、なかなか急に知らない人入れませんよね。たとえ、かの有名なトップシェフの番組だとしても、入れてくれない人も多いはず。
アポ無しだから家も散らかってるかもだし、ご飯なんて、そこまでストックはない。
ですが、いろいろ桁違いなのがアメリカ。
まず、ピンポン押して、企画の説明したら、喜んで受け入れてくれて、素早くおじゃましまーす!とズコズコ入ります。
そして、コストコでしか見たことない冷蔵庫を、なんと、家主ではなく、シェフ側が開けて、
一応、「これいいかな?」とは聞くんですが、半ばもう、もってかえる袋に入れてる状態で聞くんです。
それも、ゴミ屋敷住人の家を掃除する勢いでものをボンボン入れていきます。
(そもそも、持って帰るようの袋がサンタさんの袋並みのデカさ)
最終的に、一家庭で、7袋も持って帰ります。
いや、、家、破綻レベル、、、
すごすぎる、もう、コメディ。
そんな、人間ドラマたっっぷりすぎる「トップシェフ」
食べたことがないのはもちろん、見たことも聞いたこともない料理もたくさん出てきます。
凄すぎてもはやうまそ〜とはならないレベルの凄さ。なにがどうなってこうなるのかわからないレベルの料理の数々。圧巻です。
とても面白くて素敵なドキュメンタリーでした。
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