「小説を書くときの注意事項」
久しぶりに小説を書く。
単純に「創作大賞」に応募する作品がないから、その作品作りである。
一生懸命働いている人から見れば、ご苦労様なことだなあ、と思うかもしれない。本当に、ご苦労なことである。
小説には、「主人公」と「登場人物」が必ずいる。
彼らに、どういう「試練」を与え、その「試練」を乗り越えるためにどんな「冒険」を繰り広げていくか、それを書けばいいだけのことである。
こう書くと非常に簡単で誰でもが書けそうである。
もちろん、誰でもが書ける。
問題は、読み手、すなわち、読者を惹きつけ魅了する「作品」かどうかである。もっと、難しいことを言えば、その「作品」に込められた「思想」があり、それを「作品」を読み楽しみながら学んでくれると「意識変革」につながるかもしれないので、非常にうれしい。
そんなすばらしい「作品」は、「芥川賞作家」や「直木賞作家」でも無理である。彼らを一流のプロの作家と思う人が大勢いるがそれは違う。
それらの「賞」は「出版社」が作ったものだ。
売れれば出版社はうれしい。
つまり、商業的に成功し出版社が金銭的に設けることができ、作品の質は他の候補と「どんぐりの背比べ」くらいになっていてくれれば良いのである。
世の中、非常に単純である。
話を元に戻すが、「主人公」「登場人物」に与える「試練」が厳しすぎると、彼らはすぐにダウンしてしまいお話が終わってしまう。
だから、「試練」といっても強弱を与えることが大切である。
また、「試練」を乗り越えるための「冒険」も宇宙へ行くような無限大の旅になってしまうと小説が終わらない。
そうかといって、家の中の畳一畳分の旅では動きが取れない。
冒険のスケールをどうするか、それも大切である。
短編にするのか、長編にするのか、書き方によって変わってくるだろう。
「主人公」「登場人物」が余りにも与えられた「試練」が厳しすぎて倒れてしまい、死んでしまったらもともこうもない。
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