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この息苦しい世の中で
今16になる子たち。
もと、僕のクラス、1年5組の子たち。
当時、あの学校には、というか、あの市では、一応市長発ということで、20の自分だかなんだかにメッセージを送ろうみたいな取り組みを突然にやらされた。
突然にやらされた。
突然になんかよくわかんないことをやらされるのはもはや日常だった。
そしてそれは市で預かり、その年になったら送り返されるみたいなシステムだったと思う。
回収したもの
あのな。成績つけるために…
あのな。
おれは成績つけるために授業やってるわけじゃねえし、
あんたたちも成績とるために授業受けてるわけじゃねえのよ。
毎年、年度始めにどの学年の授業でもとりあえず言ってた。
この意識を共有するだけで、劇的に学習の質は高まった。勉強的な意味だけじゃなくて、いわゆる「学ぶ」って感じになった。人間的に成長してた。
もちろん一言じゃ伝わらないけど、概ね理解し合って学習活動に一緒にのぞんでた気がす