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あのな。成績つけるために…

あのな。

おれは成績つけるために授業やってるわけじゃねえし、

あんたたちも成績とるために授業受けてるわけじゃねえのよ。



毎年、年度始めにどの学年の授業でもとりあえず言ってた。
この意識を共有するだけで、劇的に学習の質は高まった。勉強的な意味だけじゃなくて、いわゆる「学ぶ」って感じになった。人間的に成長してた。

もちろん一言じゃ伝わらないけど、概ね理解し合って学習活動に一緒にのぞんでた気がする。


教科は保体だったわけだが、
大体みんな最初に授業の約束。みたいなものするよね。あと、意識してほしいこととかさ。
元気よくやろうとか、安全にとか、全力でとか、協力してとか。。。


僕はあれは、1つしか言わなかった。
成績のことは気にしないでやろう。そしたらみんな絶対楽しいから。
と。
これで苦手な子も精神的ハードルクリア。協力もするし、安全にだって気をつけてたし、なんなら目標設定とか組み立てとかも本当よく自分たちでやる。

まあ〜〜〜ジャマなのよね。成績が。

ここに関する細かい話はまた書こうっと。

先生たちには試しに言ってみてほしい。

みなさま我が子にもその視点を投げかけてみてほしい。


指導と評価の一体化ってのはまったく別の話だからさ。
この呪いから解放されて、解放させてやってくれ。どの教科もだよ。5教科だって関係ないよ全然。

クラスで実践済み。そして、結果、成績もアップ済み。


あのな、成績つけるために授業やってるわけじゃねえし、成績とるために授業受けてるんじゃねーのよ。





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