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Piangendo


「悲しげに」「訴えるように」という意味合いの発想記号。


そういえば最近noteではポートレートの記事を上げてませんが、見返すとどうもそういう、世間的にはマイナスな印象を受ける写真が多いですね。

訴えるような写真って中々難しいですがね…視野に入れつつも、結局私が色々な感情を込めた上で一番美しいと思う写真を撮り続けるほかないのでしょう、、、



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ヤエヤマセマルハコガメ Cistoclemmys flavomarginata evelynae

国指定の天然記念物。

先日Instagramの方(@akitoshiii)でも投稿いたしました。

やんばるや石垣島は、トコトコ歩く系の生き物たちが林道の側溝に落ちて命を落としてしまうことを防ぐために森側の傾斜を緩めたり、ちょっとした階段を作ったり、中には道路の下にトンネルを作ったりという対策をしております。


他の離島でもそういう対策はやってた気がします。いつか赴いた際に見かけたらこの写真を思い出していただければ幸いです(笑)





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イトトンボの仲間ですね・・・ショウジョウトンボ、というよりはアカスジベッコウトンボのような深い紅色でした。


ストロボを持ってくるべきでしたね〜〜。適当に散歩だしカンムリワシがメインだからと、宿に置いてきてしまいました、、、





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ミカドアゲハ Graphium doson

様々な生き物が纏う青色だけで、驚くほど美しいグラデーションができるでしょうね。

こちらの蝶はアオスジアゲハと同じ属。確かに顔つきや翅、飛び方の雰囲気とかはよう似てますな。。。


凄まじい日差しの中で、忙しなく水を飲んでは飛ぶのを繰り返す姿。

妖精と例える人がいたとしても何ら不思議ではありません。



冒頭に書きましたポートレート云々ですが、私個人は「夢」みたいな変な雰囲気てのも、撮影する上でだいぶ大きな軸になってます。



やんばるの記事は夢で見たものをタイトルにしています。忘れない様に。



恐怖、嫉妬、欺瞞、死、悲観、殺意、絶望、諦観、色欲、逃避、などなど、ありとあらゆるものが転がっておりますから、インスピレーションの宝庫ですね。


少なくとも自身にとっては夢で見、感じたこれらがダメージとして働くことも多いですが、暁光のようにゆったりとひらめきをくれたりするもんですから。

こういった感情(概念?)は非常に強いエネルギーを持っているので現実で間に受けちゃうと自分の命が散っちゃいますので、そんな時は夢の中ですよ。


誰しもそれらを持っているのに、目を向けないなんて勿体ない。




それでは皆様、ごきげんよう。いい夢を。


1~3,5枚目: Carl Zeiss Milvus 100mm f2

4,6枚目:Nikon AF-S Nikkor 200mm-500mm f/5.6 ED VR

お楽しみいただけましたら幸いです^^