檳榔子染 Binroujizome
最終日の入山直前、ハブ取りがちょうどハブを見つけた所に遭遇。
こんな山奥でハブ取らないでよ・・・と言いたい気持ちは抑えて、なんとかお願いして撮影させて頂きました。
140cmほどの中型個体。
体色のメリハリもはっきりしていて、かっこいい。
あぁ、なんであと10分早く宿を出なかったかな・・・
なーんてことは向こうには関係ありません。
余計なこと考えてると、その隙に毒牙を打ち込んできます。
ハブ Protobothrops flavoviridis
まぁ、悲しくも遺影になる訳です。
この写真を撮って最後、どれだけ山に逃したかった事か。
せめて山の中でのハブ取りは禁止して欲しい所存ではございますが…
どこで取っても良い今の状況。
奄美で生活してる方からしたらハブは山にいようが畑にいようがそのどちらも島での生活に於いて、とてつもなく大きな脅威でありますのでこうなってしまうのも納得ではあります。
脅威であると同時に、奄美の生態系の頂点に君臨してる重要な立ち位置の生き物であることも事実。
難しいものですねぇ。
ハブ採りの人にも「どうして山で取られるんですか・・・?」とかなりフランクに、嫌味な感じはゼロで(重要)お聞きしたんですが、言葉を濁されてました。
多少なり、負い目があるんですかね〜。
生活する方々全ての賛同を得られなくても、それでも人と自然のバランスが取れた体制になって欲しいものですわ。
ハブへの畏怖の念が殊更強い奄美大島では特に。
なんだか煮え切らん終わり方ですがこれにて奄美大島の記事は一旦終了。
次回はまだ考えておりませんが・・・トカラ列島の宝島の記事にしようかな〜。
それでは、ご機嫌よう。
使用レンズ
1,2枚目:Laowa Zero-D 12mm f2.8
3枚目:Cael Zeiss Milvus 100mm f2
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