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#エッセイ
「覇気」を飛ばす快感
私は「舞台俳優からライターに転身した」ことを売りにしている。
現役時代は映像作品に出演したこともあったけれど、自身の経歴をかたくなに「舞台俳優」としているのは、舞台に立っていた自分に矜持を持ってるからだ。
今回は、舞台に立った者にしかわからない快感と、舞台役者だからこそなせる「業(わざ)」についてお話したいと思う。
✎✎✎
舞台俳優としての能力を説明するために、マンガ『ONE PIECE』
応援してもらえる才能
仮免試験に合格してから、あんなに苦戦したのが嘘かのように(今のところ)順調に教習を進められている。
(しかし、こうやって調子に乗ると失敗するので、油断は禁物でいきたいと思う)
嬉しいのが、教官の先生方に「受かったんだね!よかったね!」「試験のときみてたよ!がんばったね!」「めっちゃ成長したね!」と声をかけてもらえることだ。
第一段階で何度も復習になってしまったのだが、そのたびに担当の教官がそ
「オトナ」になってから挑戦する、ということ。
昔、声楽の先生がこんなことを言っていた。
「若いとき、本番の日に子持ちの先輩が『子どものお弁当を作ってから現場入りした』なんて言ってるのを聞いて『本番の日にそんなことしてるなんて、信じられない!』と思ったわ。でもねぇ、自分が親になると、本番だろうがなんだろうが、洗濯や掃除をして、子どもを送り届けてから舞台に立つようになったのよねぇ」
この話を聞いたとき、私は19歳だった。若い頃の先生とまったく
「あと1時間」がほしい
もしも誰かが(誰だ)、私の願いをひとつだけ叶えてくれるとしたら。
毎日「あと1時間」がほしい。寝かしつけのあと、ベッドから這い出さなくても、家族の寝静まる早朝に起きださなくても、自動的に、私のためだけに現れる「あと1時間」だ。
その時間を使って、やりたいことがある。
何も気にせず、予定を整理することだ。タスクがどんどん溜まっていくので、どこに分散させるのか、どの予定を優先するのか。
忙しく
3年間、noteに書き続けてわかったこと
3月からほぼ毎日エッセイ『私に翼』を連載しているのだが、以前から自分の書いた記事をマガジンにふりわけていた。
そのなかで、最も多くの記事を収録しているのが、こちらのマガジンだ。タイトルはそのまま『自分らしく生きるためのマガジン』。
前回の『目指せ、自動車免許!』という記事で、こちらの収録数が100記事に到達した。最初の記事をさかのぼってみると、2021年9月からこちらのマガジンを運営しているら
めざせ、自動車免許!
今日から6月。
半年前のお正月には、息子が熱性けいれんを起こし、初めての入院となったっけ。昨日のことのようで、時が経つ早さについていけないような。
さて、6月は私にとって特別な月だ。なぜなら22日は誕生日だから!昔から、誕生月にはなんだか無駄に気合いが入ってしまうのである。
そんな6月の目標のひとつは、自動車免許を取得すること。
去年から自動車教習所に通っていたのだが、息子の入院やコロナ感
本棚の乱れは心の乱れ?
引っ越しして、ついに念願の仕事部屋を手に入れた。そこに大好きな画家アルフォンス・ミュシャの絵画を飾ったり、アールヌーヴォー調のカーテンをつけたりしてご満悦である。
しかし、ひとつ気になっている箇所が。それは、本棚の乱れである。いや、乱れているほどではない。単行本は単行本、文庫本は文庫本、というようにきちんと大きさごとにわけられているし、活字本とコミックスは別々の本棚にしまわれている。
引っ越し
物語よ、ありがとう。
昔から、小説、映画、舞台、アニメーション、マンガなど、とにかく「物語」がないと生きていけない人間だった。
世の中には、そうでない人もたくさんいると知って驚いている次第である。そんな私だから、一時的にでも物語のなかで生きる、俳優という道を選んだのかもしれない。
あらゆる現実について、楽しい面を見出すことが得意だと思っていたけれど、そんな私ですら今自分のおかれた状況は厳しい。すべてを捨てて逃げ出し