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夏が好きな5つの理由

夏まっさかりである。
これからもっと暑くなるのだろうが、7月終わりの現時点で、すでに暑い。
起床時、もうすでに日が皮膚に痛い。

息子の保育園では、連日発令の熱中症アラートのため、外遊びができない。水遊びすらできないんだって。つらすぎる。

前置きが長くなってしまったが、なんだかんだいって、私は夏が大好きなのだ。夏至が過ぎて早々に生まれたからかもしれない。今日は、昨今何かと嫌われがちな夏が「好きな理由」を綴りたい。

理由1.水にふれると気持ちいい


泳ぎが得意ではないくせに、水が大好きな人間だ。
海でも、お風呂でも。夏は特に、水にふれられる機会が多いので嬉しい。

戸建てに引っ越してから、庭で水遊びをすることが多い。庭の水栓から出る水は、芯から冷たくてほんとうに気持ちがいいのだ。まるで井戸水みたいに冷え切っている。

さすがに子どものように全身ずぶぬれになるわけではないが、足や手だけを冷やしていても、ずいぶんと身体が楽になる。たくさん水にふれて、昼寝をするのもまた至極。

理由2.夏野菜がおいしい


夏野菜が好きだ。ナスにトマト、スイカ、とうもろこし、ゴーヤ。
にがかったり甘かったり色々だが、根菜よりも「いのち」!って味がするのはなぜだろう。色も美しい。

きっと、夏のほうが野菜も元気かもしれない。
食卓に夏野菜が並ぶと、目でもおいしい。野菜に苦戦している息子だが、とうもろこしやスイカには喜んでかぶりついている。

私は、ナスやピーマンのような苦い野菜を、お肉と一緒に炒めるのが好きだ。ビールに合うし(そこか)。

理由3.リラックスする


冬は寒くて、身体がじっと縮こまる感じがするのだけど、夏は反対に、自然とリラックスしている気がする。

事実、肩こりなどの症状が夏になるとマシになる。普通に生活していても勝手に滝のような汗をかくし、常にデトックスしているような状態が心地いい。

理由4.夕暮れ時がエモい


清少納言は、随筆『枕草子』に「夏は、夜がエモい」と書いていた。

しかし私としては、夏にエモいのは「夕暮れ時」だと思うのだ。

うだるような暑さも、けたたましいセミの声も落ち着いたあとの、なんとなく寂しげな時間。桃色と水色と、オレンジの混ざった空のあわい。

秋や冬の夕暮れは、なんとなく寂しげで胸がぎゅうっとなるけど、夏は風が通り過ぎるだけ。戦いの終わりのような安息。ここから始まる夜。エモい。

理由5.本をたくさん読める


学生時代、夏休みになると図書館に入り浸り、本を読み漁っていた。

その頃の記憶があるからだろうか、夏に突入すると自然と「よっしゃ、本読むぞ」とひとつギアが入る。事実、ここ数年の読書量を確認してみると、やはり夏にたくさん本を読んでいる。

夏が好きだから、何かやってやろう!という気になるのかな。
それとも、子ども時代の豊かな思い出が、大人になった私にもそうさせるのかな。

おわりに


書いてみて気付いたが、私には子ども時代に「夏のいい思い出」がたくさんあるんだと思う。

妹やいとこたちと朝から晩まで遊びつくしたこと、自由研究や読書に没頭したこと。長い長い物語を書いたのも夏休みだったし、知らない場所へ行ったのも、やはり夏休みだった。

安心感とわくわくのなかで、たくさん寝て、食べて、大きく育ったことが、今の私の「夏が好き」につながっている気がする。

息子にも、夏を楽しみながら育ってほしい。そのために何ができるかな。
楽しいことを考えよう!

(Day.47)


▼昨日の記事。書くための筋トレを再開します。▼

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