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本棚の乱れは心の乱れ?

引っ越しして、ついに念願の仕事部屋を手に入れた。そこに大好きな画家アルフォンス・ミュシャの絵画を飾ったり、アールヌーヴォー調のカーテンをつけたりしてご満悦である。

しかし、ひとつ気になっている箇所が。それは、本棚の乱れである。いや、乱れているほどではない。単行本は単行本、文庫本は文庫本、というようにきちんと大きさごとにわけられているし、活字本とコミックスは別々の本棚にしまわれている。

引っ越しの際、実家の両親が手伝いに来てくれた。そのとき私は、夫が貯め込んだ旧居の荷物を捨てるのに必死になっていたので、家具の受け取りのために新居で待機していた母と息子が、私の本を綺麗に本棚に並べてくれたのだ。

当然、母も息子も「私の本棚ルール」など知らないので、大きさを揃えて綺麗に並べてくれたのだろう。だからそのままでも十分に美しいのだが、私の本棚ルールにはのっとっていないわけで、それを自分ルールに沿って入れ替えなければならないな、と思っているのである。

しかし、本棚の本を並び替えるのは、結構な重労働である。私の場合、本棚を「本の大きさ」「ジャンル」「作者」という3つに分類して並べている。

細かく説明すると「単行本サイズの文芸作品」「文庫本サイズの文芸作品」「単行本サイズのビジネス書」「美術書」「全集」……などといった具合である(そう、わが本棚には全集もあるのだ。私の荷物のなかで本がいちばん重いことだろう)。

しかも、一度始めると時間をとられることは容易に予測できる。とりかかるのに「えいやっ!」だけではすまない気力が必要になりそうである。

……しかし、マイルールに並び直せないままの本棚を見ていると、なんだかムズムズするのも事実である。さて、どうしたものか……。

(さっさとやれよ、という話である。)


(Day.29)

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