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ミュージカル『ガイズ&ドールズ』観劇。
関係者にコロナ感染者が出たとのことで、2日間中止となった日があった今公演だが、ギリギリその期間にはかからず、なんとか観劇することができた。
1950年にブロードウェイで初演されると同時に大評判となり、1,200回のロングラン公演を記録。これまでトニー賞作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞など8部門受賞の栄誉に輝いたという本作。日本においては、宝塚を皮切りに、日生劇場版・東宝版と幾度となく再
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』人間の永遠の課題が再び令和の時代に突きつけられる
2022年2月11日の日本公開日から2ヶ月以上経って、ギリギリ滑り込みで映画館で観ることができた。
シェイクスピアが生きた時代から変わらない、人間にとっての永遠の課題である本作の内容の所感を、これを機に記しておきたい。
ブロードウェイミュージカル『ウエスト・サイド物語』の初演、1957年から数えて早65年。この年月を見ると、一瞬、令和の時代においては少し古臭い作品と身構えてしまう方もいるかもし
ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』観劇。正反対の境遇で育った双子の悲しき運命
4月初旬、東京国際フォーラムホールCにて観劇。
公演ポスターに記載の通り、「同じ日に生まれ、同じ日に死んだ双子」であることがことが作品冒頭名言される。
冒頭、堀内敬子さん演じるミセス・ジョンストンが一人で舞台中央に登場し、悲痛を嘆くかのように、身体の奥底からの魂の叫びを歌い上げる。全身から放たれるエネルギーと声に、一気にストーリーに引き込まれていった。
【ストーリー】
リヴァプール郊外で双子
宝塚歌劇団演出家 上田久美子氏に捧ぐ
突然の退団発表。
じわじわと視界が曇ってくると同時に、これまでに生で観劇が叶った久美子先生の作品への想いが走馬灯のように蘇ってくる。
私は、宝塚の世界が好きで好きでたまらない、というタイプのファンではない。あくまで好きな人物ベース、もしくは作品ベースで観劇をするため、演出家については最初は注目の範囲内だった。
2016年夏の『ローマの休日』から宝塚を観るようになり、最愛の人となった月城かなと
ミュージカル『next to normal』Nチーム観劇(その後Aチームも観劇)
宝塚退団後、望海風斗さんのミュージカル出演2作目!頑張ったものの自力でチケットを確保できず、お譲りいただいたチケットで4月初旬になんとか観劇が叶った。
この日は望海さん率いるNチーム。アンサンブル一切なしの6人きりのミュージカルで、ここまで人数の少ないミュージカルは観たことがなかったため驚いた。ただ6名とも実力が確かでいらっしゃるためか、物足りなさは全くなく、見応え満点であった。
【この日のキ
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』観劇。高い言語力を身につけた女性の行く先。
『マイ・フェア・レディ』との出会いは6〜7年前、大学の授業だった。映画を観てその作品の内容や時代背景等を考察するという、エンタメ好きの私としては非常に関心度の高い授業で、確かこの作品は講師の方が取り上げたものだったと記憶している。
オードリー・ヘプバーンが当時から好きだった私は、彼女ならではのチャーミングさに惹かれつつも、言い方が正しいかは分からないが“紳士が田舎娘を調教”していくというストーリ
宝塚雪組公演『ファントム』 人物視点て熱く語る
忘れもしない、初観劇の2019年1月29日。この月の前半にはパリに旅行で訪れ、作品の舞台となったオペラ座(ガルニエ宮)の内部を見学し、準備万端での観劇だった。あの日鮮烈に心と記憶に刻まれた作品を呼び起こすため、今再び筆を執る。
(※ネタバレ含む)
【作品紹介】
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村 一徳 翻訳/青鹿 宏二
ガストン・ルルーの小説「オペラ座の