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イサブロウ₁₃
2022年12月30日 00:39
言いたい事はあんな事では無かったけど色々な事が上手く言えず只、時だけが過ぎていく何時も、そうだ今も、そうだ
2022年4月10日 05:01
銀のコインだけを握りしめアテもなく夜、外に出る店の中に入るには明る過ぎて汚い街角の自販機から買う汚れたサンダルを眺めながら暫し、物思いに耽る
2022年4月10日 04:59
頭の中に湧いて出て来る言葉の本能、本心、本音に不愉快に思ったり振り回さされたりする自分自身が煩わしい
2022年4月9日 08:47
色とりどりの花の中で何色の花が似合うのか高潔な印象の白い花か清涼な印象の青い花か情熱な印象の赤い花かより魅力的に魅入られる花は、どの花か
2022年4月9日 08:44
枝に付いた蕾が淡い色の一輪の花を咲かせたそして、また綻ぶ様に咲く少しずつ花が増え淡い色の木々が景色を桜色に染めていく南からの風が染井吉野を眠りから醒ます様に花を愛でながら北へ向かう
2022年4月9日 08:42
湖には既に冬鳥の姿は無く、新たに冬眠から目覚めた生き物達と暖かな季節の水鳥が居る
2022年4月9日 08:40
細く長い切れ味の良い葉に当たり腕を切った傷口から流れ出る赤い血液唇で舐め取れば淡い色の唇が赤く染まる
2022年4月9日 08:39
眼を覚まし姿を探す瞳を見れば、心、騒つく
2022年4月9日 08:37
感情や表情を言葉で表さなくても思考や行動には隠せず本心が出てしまう自分自身に隠し事は出来る筈もない
2022年4月9日 08:36
光届かぬ洞窟に怪しく光る目の数々黒い体と翼を持ち昼間は姿を現さず日が沈み暗くなる頃闇に溶ける様に飛び出す
2022年4月9日 08:35
海を滑る様に走る船波を立てながら走り姿が見えなくなる頃に汽笛が鳴る。後に残るのは海岸に打ち寄せる波だけ
2022年4月9日 08:32
白く細い弓形の月空の雲に滲む様に隠れて遠く過ぎ去った雨雲が朝日を隠している
2022年4月9日 08:20
窓の外小雨が降る中色々な色に咲いた傘が道を流れているそれぞれに灯りが有る所に消えたりバスに吸い込まれ流れてく
2022年4月9日 08:17
長い黒髪に白い顔と和服を着た対の日本人形共に赤い絨毯に並びその細い瞳に映るのは五人囃子と三人官女