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もう失敗しない!良い求人の探し方★令和版

ノリ刊★いおり日和 記念すべき第一タイトル

最初に:私が求人のライターになった理由

私は最初はライターとしてのキャリアを歩んでいるわけではなく、結果としてライターになりました。

実は私、求人票のライターになる前に、いわゆる求人詐欺(求人票と異なる条件で採用、雇用されてしまった)に遭いました。求人票は雇用契約書とか労働条件通知書ではないので厳密に言うと、求人票に書かれていることと違う条件で採用されても問題は無いということがあり得ます※こういう場合は事前に面談などで条件交渉の面談があることが一般的です。が、私の場合はひどくて、条件変更の面談が事前になかったり(事後面談だった)、正社員にならなかったどころか保険に入れてもらえてなかったり(退職後に加入請求した)、1年に1回も健康診断を実施されなかったり…そこを指摘したら解雇になりました。

当時はそんなクソブラック企業に振り回されてメチャクチャ腹が立って、毎日キレながら再就職活動してましたwww 面接では笑顔ですが、終わると鬼の形相に戻る私。もちろん世の中に対して、ブチ切れながらハローワークへ行っていましたwww その窓口で、そのおっちゃんに出会いました。

おっちゃん「お姉さん。あのね。求人票は冷静に見なきゃダメよ?」

そう、私にとっては伝説の教えを授けてくれた、超親切なおっちゃんです。

会社選びで失敗したくないなら、求人票のココを見なさい

ピリピリしてた私を見て、いろんな人の相談に乗ってきたハローワークのおっちゃんは、私の気が済むまで話を聞いてくれました。

おっちゃん「あのね。お姉さん賢いんだから、求人票に書いてあることを見抜けるようになるよ。会社の器の比べ方を教えてあげよう。

良い会社の定義は人によって違うけど、おっちゃんは無償でノウハウを教えてくれました。

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※実際におっちゃんが解説してくれたメモがあるのですが、ハローワークで実際に印刷された求人票に直接書かれたメモなので、写真で撮ると黒塗り箇所がめっちゃ多くなりました。そのため、原本の写真公開は控えます!

ホームページやSNSで社風、雰囲気が合うかを見ましょう

自分にその会社が合ってそうか、雰囲気を見てごらん?それも今時ないってことはね、会社の広報とかPRする体力がないか、準備中ってことだから、余裕があるなら現地(面接とかで)に行きなさい。

でも、これより大事なことが山ほどある。そう、ハローワークの求人票を印刷してみると真ん中、右列に書いてある情報だよ。

会社の体力、スペックは右列(会社概要など)を見ましょう

これにはチェックリストがあります。一個一個、よく見て!

・創業から10年以上経ってますか?(活気があるベンチャー企業などに行きたいなら飛ばして良いです)

・資本金は1000万円以上ありますか?(ここが少ないのに賞与ありとか書いて合ったら要確認です。立ち上げから間もない場合は年商や売上金額をネットで検索してみても良いでしょう。)

・企業全体もしくは就業場所に従業員が2桁以上いますか?(10人以上いれば就業規則を作って行政官庁に届け出をしないといけないので、9人以下だと就業規則がない会社もあります。2桁以上の人を雇って経営を回せているかどうかもチェックポイントです。)

・「託児所あり、育児休暇取得実績あり、介護休暇取得実績あり、看護休暇取得実績あり、就業規則あり」のうち2つ以上ありかどうか?(10人以上いれば、就業規則はありになるはずなので、休暇の取得実績があるかどうかを見ましょう。)

・年間休日は100日以上ありますか?(これは個人の価値観によりますが、休みが多いことに越したことはありません。)

労働条件(真ん中の列)が本当にあり得そうか、見ましょう

基本的に、相場以上のことを言ってるかを確かめましょう。

・月給が相場、相場以上ですか?(相場かどうか調べてみましょう)

・交通費、通勤手当は出してくれますか?(上限が少ないと、交通費ケチってる可能性もあります)

・昇給あり、賞与あり、保険完備ですか?(昇給とボーナスの実績が無い場合は怪しいです。また、あったとしても少額に感じたら要調査です。)

・残業は月10時間以内に収まってますか?(残業時間を気にしないなら無視でいいです)

・休みと年間休日の数は合ってますか?(土日祝休みなのに年間休日120日もない!なんてこともあります。よく見ましょう)


おっちゃん「以上です。本当に大変だったね。次は良い会社に採用されますように。」

わたしはこの話を聞いて「ありがとう、おっちゃん。私がこれで素敵な企業で楽しく働けるようになったら、このことをいつか伝えるわ。」と決心しました。

その後、求職者を守りたい!と求人票のライターになりました(祝)

不安な時は要問い合わせ!労働条件通知書を貰いましょう!

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↑なんか、この人、そのハロワのおっちゃんに似てますww

まず、この会社大丈夫かチェックリスト&自分の価値観で判断してみて、良いな!と思っても、不安な人もいると思いますので、ここからは私が対策をお伝えします。

・応募前に電話やメールで問い合わせをしてみる(時間の有効活用)

・面接前に口コミを調査しまくる(悪いクチコミの方がリアル)

・嫌われる覚悟で面接で聞いてみる(これで落ちても凹まないで!)

・内定を貰ったら、労働条件通知書をくださいと伝える

・体験入社や顔合わせに行ったついでに雇用契約書を確認させてもらう

ここまでやってみましょう。これくらいやれば、それまでに心の中で決着がつくはずです。それでも不安だったら、それは転職ブルーなので周りの人に相談しまくってください。

最後に:全ての人が、納得がいく働き方ができますように

今の世の中って便利で最悪なことに、求人検索エンジンとかだと特にそうですが「求人票を無料掲載できて、適当に書いても掲載基準をすり抜けてネットに公開できることもある」ので、求人票を正しく書く知識がない人が見よう見まねで求人を書いたり、応募欲しさに嘘求人を書いたりしてしまうことが横行してしまっています。※求人情報の掲載基準は日々厳しくなっています。もし怪しい求人があれば報告してブラックリストに入れてもらいましょう!

さらに今はコロナ失業、コロナ倒産などで生活が苦しい、厳しい方も多数いらっしゃいます。次の会社こそ仕事こそ良い選択をしたい!と願って、求人サイトや求人ページを見ている皆様にとって、役立てる情報があればと思い、まとめさせていただきました。

私の願いは「求人詐欺を無くすこと」です。そして、このハロワのおっちゃんの言う通りに企業を選んでも、選ばなくても「求職者の皆様が仕事選びや会社選びで良い選択ができますように」とも願っています。

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職探し、会社探しは答えのない海なので、人の数だけ方法や考え方があります。こういうチェック方法もあるんだなぁ〜と参考になるものがあれば幸いです!!募集終了前に、良い求人があればドシドシ応募して、チャンスを掴んで欲しいな★と応援しています!


1人でも多くの方が就職や転職で笑顔になってくれることを切に願っています!

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