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『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』を読んで


『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』を読んで

2022.10.26


おはようございます。

4:30アラーム→5:00起き成功しました。

現在室温18.4℃。今日は外気温7℃と聞いていたんですが、本当にその位寒くなりそうです。

今日はさらっと読める精神科入門用の本をご紹介します。


精神疾患にかかわる人が最初に読む本


こちら。大きい文字・イラスト付き・事例付き

メジャーな精神症状・精神疾患・代表的な治療法が分かりやすく載っています。


精神科系の本ってめちゃくちゃ狭く深く書いてあるか、エッセイかな?って位浅い本の両極端なイメージがあるのですが、

この本は医療従事者・一般の方問わず初学者にはちょうどいい内容で非常に読みやすいのが特徴です。


著者の名前もどっかで見たことあるなぁ…と思ったら私がフォローしてる先生でした(笑)


本の内容をちょっとだけご紹介すると、こんな感じ。


症状や疾患ごとにページを大きく1~2枚使い、イラスト大きめ、文字も大事な部分は強調表示されています。

私も精神科で働く前はこの本を1冊読んで最低限の専門用語が分かるようにしておきました。


実際の臨床では、精神科の先生方は略語でカルテを書く方が多いです。よく見かける略語は書いておきます。

#MDI #MDD #OCD #SAD #PD #Sch #BPD  など。 


私も当事者でおなじみの発達障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)も、もちろん書いてあります。

そういえばLD(学習障害)は書いてありませんでした。


MDIは双極性障害、MDDはうつ病、OCDは強迫性障害、SADは社交不安障害、PDはパニック障害、Schは統合失調症、BPDは境界性パーソナリティ障害です。

精神科・心療内科│新宿区の心療内科・精神科・児童精神科|当日予約・診断書即日発行|10時〜23時まで診療|ライトメンタルクリニック高田馬場院| (light-clinic.com)


精神科の現場でいちいち『MDIってなんですか?』なんて聞いてたら怒られてしまいます

分からないことは自分で調べましょう。といっても職場ごとによく見かける疾患の傾向って決まってるので、嫌でも覚えます(笑)


この本を最初に読んで精神科系の本へ挑戦すると、楽しく読めるかも

精神科系の本は専門用語が多く、当事者の体験記や漫画でも沢山使われています。

私は看護学校・病院で最低限の用語は覚えたのでわりと違和感なく読めますが、知らない用語が出てきたらすぐ調べます。


この『精神疾患にかかわる人が最初に読む本』はこれから医療に興味を持たれる人が読むのにちょうどいい難易度です。

医療従事者や精神科で働く人向けにはもう一歩レベルの高い本でもいいかもしれません。


今まで身体系の科で勤めていたけど、精神科に転職を考えている…という人には最初の1冊として勧めたりしてます。

同じ職場の医療事務さんにもこの本を貸したら好評でした。


興味のある方はぜひ読んでみてください。ちなみに値段は新品で1760円でした。医療系の本にしては安いかも


ここまで読んで下さりありがとうございました。

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