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"忙しい"瞬間が存在しない生き方

私は"忙しい"という言葉を意識的に使わない。どんなにスケジュールを詰め込みすぎて予定がパンパンでも、タスクの締め切りが重なって、アワワ…😱という気持ちになりそうになっても、"忙しい"という表現が、本能的に好きじゃない

なんでかなぁ…と思ってみたら「"忙"という字は、心を亡くすと書く」というのを、人生のどこかで刷り込まれているところにたどり着いた

私は、自分の意志によって、自分がやるべきことを選択している。予定がパンパンになろうが、タスクがいっぱいになってしまおうが、自己選択の結果である。だから、どんな状態であっても、自分で受けとめるわけだけれど、"心を亡くす"ということには、非常に、居心地の悪さを感じる

私の人生において"心"や"感情"というのは、極めて大切である。いつも、ポジティブでハッピーでワクワクしている必要はなくて、いろんな感情や感じ方があって良い。ただ、"心"や"感情"が凍結して、何にも感動しなくなったり、情熱の針が1ミリも動かない状態や、そもそも心や感情に蓋をしたり、置き去りにしたり、無かったことにしたり、切り離したり…ということに、強い違和感を感じる

実際、そういう人に出会うことは多々ある。置かれた環境から、そうせざるを得なかったのかもしれないし、自分を守るために無意識にそうしてきた人もいるだろうな

私自身、ずいぶん若い頃に、自分の感情を押し殺して生きていた時期がある。今思えば、必要以上に、他人の感情に配慮しすぎて、自分の存在がこの世にあるのかないのかもわからなず、人として、ずいぶんと不安定な時間を過ごしていたものだな…と、時が経った今だから、自分を客観視して思う。まぁ、そうせざるをえない環境だったんだろう

それから、しばらくは感情を横に置いて、とにかく、"思考だけ"で生きる人生に振り切った。なんとも、極端…😩それこそ、"忙しい"毎日は、余計な感情に振り回されることなく、ある意味、楽だったし、一見、充実しているような錯覚の中に生きていた。そんなわけで、いつのまにか、論理的思考とか戦略思考とかが身についたのもあるかもな…。結果や成果が全て…という感覚だったこともある

30代の中頃になると、また、フェーズが変わった。感情も思考も、両方のバランスがいかに人生の質を高めるか、いろんなところで体感した。そういう方々と、様々なプロジェクトでご一緒させていただく機会が増えたからなのか、私自身が変化したから、そういう方々とのご縁が増えたのか、どちらが先かは、わからない

ここ数年になって思うことは、wellbeingやhappinessの人生には、心や感情が不可欠であるということ

人生の成功は、いろんな形があって良い。お金儲けや高い地位の獲得を目指しても良いし、社会貢献のために人生の時間を使っても良い。生涯、自分磨きをしたり自分探しをし続けても良いし、逆に、何もしないという人生も、ある種の人生の成功かもしれない

ただ、いずれの場合でも"心がある"ということは、とっても大事。人間が人間らしくあるって、それだけで十分じゃない?と思ったりする

今年は、意識的に"自己内省"の時間を取りたい。これまで、スピード重視で、様々なことに同時多発的に取り組んできたけど、2022年は、ギアを切り変えるタイミングが訪れたのを感じる

仕事は大好きだし、クライアントの人材育成や組織風土改革について考えることも、何時間でも没頭したくなる。デンマークについての探究もそう。ただ、これまでのやり方とは、ちょっと変えていこうと、新たなやり方を模索中

たまたま、今朝の日経に「輝く人材を育てる企業と社会に」という社説があった。"労働市場の流動化促せ"ってサブタイトルを見ながら、「あぁ〜、これってデンマークのフレキシキュリティの社会政策がなんらかのヒントになるんだろうな…」と思いながら、これからの働き方に想いを馳せる。デンマークの働く価値観や労働市場政策も面白い

日本において転職回数が多いことは、ネガティブなイメージかもしれないけど、国が変われば、ポジティブになる。ちなみに、私は7回くらい仕事を変えているけど、結果的に、そのような生き方、働き方が肌に馴染む。おそらく、数年後は、また、違うキャリアの上を歩いている

そんなわけで、どちらかというと、働くことも、生きることも全力で楽しみ、アクティブな人生を謳歌したい人向けのライフコーチであり、キャリアコンサルタントである

"輝く人"かぁ… うーむ🙄

私は"幸せに生きるリーダー""幸せに働くリーダー""幸せに学ぶリーダー"を育てる企業と社会を創ることに関心があるかなぁ〜

で、そもそも、今の時代の日本において"人を育てる"ってなんだろうな…🧐

"育てる"って…🌏🌱👩‍🔬

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