記事一覧
「力水」
大相撲で、力士が神聖な土俵に上がる際にお清めの儀式で使用されるお水を「力水」といいます。
その「力水」は、福岡県直方市の米菓製造会社であるもち吉が無償提供する「力水」を使用しています。
大相撲令和2年3月場所ではコロナウイルスの感染防止のため、柄杓を控え力士から受ける所作は行うものの口は付けない「形だけ」の”エア力水”が行われています。
神主さんは「霊」を信じるのですか?
神主さんは「霊」を信じるのですか?
と聞かれることがありますが、私は「霊」を否定しません。霊性を否定することは、神道を否定することになってしまうからです。
神道では、万物に霊性が宿る、と考えられています。山、川、海、木や花、すべての自然、そして生き物には霊が宿っています。もちろん私たち人間も、「神の分け御霊(みたま)」を頂く神の子。だれの肉体の中にも、霊は宿っているのです。
そして肉体の死に
神道は「感性の宗教」
神様は、実際に目で見ることはできません。しかし誰にでも感じることはできます。私たち日本人の祖先は、遥か遠い昔から、草木にも石ころ一つにも神様が宿ると考えてきました。火の神、水の神、土の神…人々は自然界のあらゆるものの中に、神様を見たのではなく、感じてきたのです。
「感じる」とは、どういうことなのでしょう?
たとえば、満床のICU(集中治療室)と美しい湖を望む山の上でそれぞれ深呼吸したとしましょ
秋
秋は「飽き食い」(あきぐい)が約まって「秋」になったとの説があります。
「飽きるほど食べる」では、一体だれが食べるのでしょうか?それは、秋の収穫を先ず神様に飽きるほど食べていただくということです。
何事においてまず第一に考えなければならないのが、神様のご存在なのです。