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神嘗祭に弔旗

神嘗祭とは、その年の新穀を天照大御神様に奉り、ご神恩に感謝する伊勢の神宮でもっとも由緒深いお祭りです。10月17日は内宮で午前2時、正午、午後6時に「神嘗祭」の祭典が行われます。


しかし、政府は10月17日には故中曽根康弘元首相の合同葬が行われるため、国立大に日の丸の弔旗掲揚を求める周知文書を発出しました。


年間1500回ある神宮のお祭りのなかでもっとも重要なお祭りが「神嘗祭」なのです。収穫の恵みに感謝する神嘗祭は、稲作を中心とし暮らしてきた日本人の歴史と生活そのもので建国の理念に想いを馳せる大変意義深い国民の祭日なのです。


そのお祝いすべき祭日に、公的機関が弔旗を掲揚するとは、いかがなものでしょうか?本来ならば、各家の玄関に国旗を掲揚してお赤飯を炊き、家族そろって氏神様に参拝してお神酒とお赤飯で直会するのが日本人の生活様式です。


合同葬を行うことについては否定いたしませんが、国の最重要の祭典の「神嘗祭」に日程を重ね、弔旗で祭日を迎えるというのは説明がつきません。


戦後、教育の場で祭日の意義を教えられることもなくなりました。日本の良さを知ることができないように教育されてきたのです。

国がお祝いごとと葬儀を同時に行うことが許されないと思います。国会議員にや官僚もこの異質な事態に対しておかしなことであると感じられなくなる程、日本人の霊性が落ちてしまいました。

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