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【映画】「スティーブ・ジョブズ」名前がそのまま映画になった人の物語#74

こんにちは。

前回レイ・クロックについて書きましたが、
今回はアップル創始者のスティーブ・ジョブズについて書きます。

「アップル」の物語ではなく「スティーブ・ジョブズ」の物語

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」では、
マクドナルドがどのように生まれ事業が拡大したのか!
が映画制作の焦点にあって、その中でレイ・クロックを主人公に映画を作っている印象でした。

映画「スティーブ・ジョブズ」はアップルも作中で登場し、どのように会社を立ち上げ事業が拡大したのかは出てきますが、映画制作のメインとなっているのは「スティーブ・ジョブズ」という1人の人間に焦点を当てた映画のように感じました。

だからこそ、スティーブ・ジョブズの仕事に対する情熱や選択の基準が色こくみえました。ガレージで一緒に会社を立ち上げた仲間も、自分の情熱やビジョンと違うと判断すれば、情に流されず必要な選択を下すシーンが何度も出てきました。

妊娠した彼女を突き放し
自分の情熱にそぐわない者をクビにし
自分のビジョンと仕事を優先する
ことから対立を生み悩むシーンもありますが、何か未知のものを手に入れようとする時には、何かを手放す事はつきまとうのかなとも、スティーブ・ジョブズをみて感じました。

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生き様が伝わってくるメッセージ

映画を観終わった後に、スタンフォード大学の卒業式スピーチを見ました。

スピーチを見た後で映画を観たら、スティーブ・ジョブズという人そのものにもっと視点を置いて観ることができるかもしれません。

「点と点の繋がりは予測できません。あとで振り返って、点の繋がりに気づくのです。今やっていることが、どこかに繋がると信じてください。何かを信じてください。あなたの根性、運命、業、なんでも構いません。その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いていても、自信を持って歩き通せるからです。それが人生に違いをもたらします。」
              
「自分を見失わないでください。私は自分の行いを愛していたからこそ止まることなく続けられました。あなたも愛せるものを見つけましょう。仕事にも恋愛にも言えることです。仕事は人生の重要な位置を占めます。それに満足したければ、自分の仕事が最高だと思うことです。そして最高の仕事をするにはその仕事を愛しましょう。」

「あなたの時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと。ドグマに囚われないでください。それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません。他人の雑音で心の声が掻き消されないようにしてください。そして最も大事なのは自分の直感に従う勇気を持つことです。直感とはあなたの本当に求めているものをわかっていることです。それ以外は二の次です。」

〜スタンフォード大学卒業式スピーチ一部抜粋〜


枡田泰明

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