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「まず入れる。」


昨日紹介したクリスチャンマスビアウ著「センスメイキングー 本当に重要なものを見極める力ー」の中で、

独創性あふれる洞察は、我々自身からでてくるわけでなはい。我々が暮らす社会のどこかから我々を通して出てくるもの。

と書いてあった。

これは俺みたいな凡人が何か結果を出したいと思ったときのヒントになる。

どういうことかというと、

我々を通して出てくるもの。ってことは、

まずは一回、自分の中に入れないといけないということ。

つまり、まずインプットをしなければ洞察やひらめきといった感性は磨かれないということだ。


天才は何もインプットをしていなくても、自身から出てくるかもしれない。

神のお告げのごとく、世の中の常識をひっくり返すアイディアが降ってくるかもしれない。

でも、それは天才の話で俺みたいな凡人に神はお告げしないと思ったほうがいい。笑

自分でインプットしたものからしかアイディアは生まれないし、感性も磨かれないんだ。


天才はモノを生み出せるかもしれないけど、俺みたいな凡人はモノを掛け合わすことしかできないんだ。


だから、独創的なアイディアが欲しい・感性を磨きたいとおもったら、

とにかく大量にインプットをすることだ。

それは自分の中のパターンを増やすことでもある。

大量にインプットをしていき、知らなかったものを知り世界が広がるとパターンが増える。

知っているパターンが増えれば、モノを掛け合わせる数も増える。

どれだけ掛け合わす数があるか、掛け合わす思考があるかが重要なことだ。


例えば、凡人とは言えないけどAmazonを創ったジェフ・ベゾスが良い例だ。

ベゾスがやったことは、インターネットと本・音楽・映像を掛け合わしたんだ。

もっと簡単にいうと、オフラインで売っていたものをオンラインに持ってきただけ。

そのプラットフォームを作っただけだ。

Appleのスティーブ・ジョブズみたいな天才が、iPhoneを創ったように何かを生み出したわけではない。

ベゾスは、もともとあったものを掛け合わしたんだ。



よく、アウトプットが大切なのか?インプットが大切なのか?どっちを磨けばいいのか?という話が出る。

社会的影響力がある人の意見を聞いても結構バラバラだし、

アウトプットが重要だと謳っている本、インプットが重要だと謳っている本、どちらもあるから迷う人は多いんじゃないかな。

俺はその話が出る度に、どっちも大切に決まってんだろって思っちゃうんだけど、どちらかというとインプットを優先している。


今まで本や映画等からそして実際に肌で感じれる体験からインプットしてきたんだけど、アウトプットの場と量が足りないと思ったからnoteで毎日更新をするようになった。

そしてアウトプットを多くするようになって感じることはインプットの重要性だ。

たしかに、もっと上手く言語化したい。面白い表現をしたい。とアウトプット力を磨きたいなと思う。

ただ、磨かないといけないものなんだけど、そもそもインプットが足りないからそういうことになるんだと感じている。

だから、もっと質が良いものを大量に取り入れないとなと思いインプットを優先している。


どれだけ物事を知ってるか?パターンを知っているか?が重要だから、

まずは入れること。

入れないと何も出てこない。


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