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Vol26 知らなかった!「空き家バンクの盲点⑥」昼よりも夜!

空き家の状態はHPだけでは良く解りません。空き家の状態はHPだけでは良く解りません。そこで、自治体の「空き家バンク」から空き家を購入するとき、失敗をしない注意点について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「空き家バンク」の盲点をお伝えする理由

 


2017年「空き家相談士」の資格を取得。
(一社)リアンをの創立に参加し、空き家の有効活用に取り組みました。
そして「空き家と移住希望者のマッチング事業」をスタートし、自治体が運営する「空き家バンク」を活用し、これまでに300件近くのマッチングに成功をしました。

しかし、自治体の運営する「空き家バンク」では、トラブルにつながった事例も多くあります。
そこで、私のこれまでの経験から、「空き家バンク」の活用時の盲点として、注意していただきたいポイントをお伝えしていきます。
これまでに、聞いたこともない、目から鱗のような事案もあるかもしれません。

2⃣ 「昼」よりも「夜」



空き家に関係なく、家を購入するときは、昼間だけでなく夜の確認がとても大切となります。
なぜならば、家にいる時間は夜の方が圧倒的に長いからです。
ですが、夜の確認は容易でありません。
なかには、「空き家の駐車場で車中泊をさせてほしい」と申し出る人もおられます。
夜の状態は、近隣の人に聞いてみるのが良いかもしれません。
とくに、朝方の車の量などは、睡眠に影響しますよね。
「漁港の近くに家を買って失敗した」という人もいました。
失敗をしないためにも、できるだけの夜のチェックを心掛けてください。

3⃣ 移住体験住宅を活用


空き家の購入を決定するために、その地域に宿泊をして、夜を確認することが大切です。
その時におススメなのが、自治体が運営する移住体験住宅ですね。
安価で借りれて、生活用品も備わっていることから自炊もできます。
長期間の滞在では、金銭的に助かります。
できれば1日だけでなく、数日間滞在して、夜の状況を観察してみることが望まれます。

まずは、夜間に自家用車やレンタカーで、気になる物件に出かけてみましょう。
但し、敷地に無断で入ったり、周辺の家に迷惑をかけないようにしなくてはいけません。
できれば、雨の日も体験しておきたいです。
雨が降った夜、翌朝、気になる物件に出かけてみましょう。
水はけの様子などが確認できます。

4⃣ TOPの画像

最後に私のおススメ移住地をご紹介します。

青森県十和田市奥入瀬渓流

約14㎞続く、奥入瀬川の渓流はとても美しいです。
川沿いに散策路があり、のんびり歩いてみるのも良いかもしれません。
所々に大きな奇岩などもあり楽しめます。
ポイントポイントで、車を止めて川沿いを散策してみてください。
新緑や紅葉の名所としても知られています。

ゆっくり歩いた後に、「奥入瀬渓流温泉」が待っていますよ。
週末だけでも、この渓流で日常の疲れを癒せたら最高ですよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。