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うらやましい孤独死 自分はどう死ぬ? 家族をどう看取る? 森田洋之

大好きな著者森田洋之さん
経済学部と医学部卒業。
日本の現代医療の矛盾を
炙り出す著作はどれも面白いで!

孤独死

本当の問題は
「死んでから腐敗するまで
誰にも気づかれないこと」
「誰にも気づかれない
くらいに生活が孤立して
いたこと」

人の間で生きているから人間。
「孤独・孤立」は人間の尊厳や
人生の質を大きく損なう。
たとえ高齢独居の末の孤独死でも
それまでの生活が地域の人々の
中で毎日笑いながらいきいきと
生きていて死ぬ瞬間だけ一人
だったのなら「孤独死だけど
最期まで幸せな人生」と
言えるかもしれない。
逆に孤独死が不安で施設に
入ったが、人間関係が上手く
築けず寂しさを抱えて亡く
なれば孤独死ではないど・・・。

■うらやましい孤独死の条件
・「死」までに至る生活が
孤独でないこと
・誰にも訪れる死への
覚悟があること

■人生終盤の施設・病院
それは周囲にとっての
安心・安全なのかも。
リスク回避のための
食べるな!歩くな!
胃ろう!車椅子!オムツ!
何か症状出れば薬で抑える
本人はそれを望んでいるのか?
高齢者にとって本当に必要なもの

「親しい人との日常的なつながり」

■夕張市医療の現実
財政破綻で病床が1/10になり
医療崩壊が懸念されたのに
高齢化率日本一の夕張市では
総死亡率変化なし
病死削減・老衰増加
救急車出動半減
医療費削減
人生の主導権を医療でなく
自分にシフトした
天命を受け入れる市民の
意識が変化した

■イギリスの医師の処方箋
患者の症状が社会的孤立から
発生してると予想できれば、
薬ではなく
「地域コミュニティにつなぐ」
という処方箋を発行する。

■人間がかかるもっとも重い病気
「孤独」
孤独の解消という価値観を
軸に生活を組み立て、医療・
介護を選ぶことが
求められるのでは?
根本原因のひとつに
「地域の人間関係の希薄化・孤立化」
ここに関心を持たず、表面の事象
のみに注目し、場当たり的に
対応していては解決にならない。


【感想・行動】
世界一の寿命大国ではあるが
寝たきり老人世界一
病床世界一
薬の消費世界一
ここに疑問を持たないですか?

死生観

宗教観のない日本で知人と
死生観を語り合うということは
ほぼない。
自分自身の中でも確立
していない人が多い。
だから周りの情報に
振り回されてしまうのでは
ないかと思う。

特にコロナ禍で人のつながりが
分断され、孤立が増えている。
「命を守る」っていったい何?
これでいいのかな?
「欲しがりません勝つまでは」で
人との交流を避けたままでいいのかな?

人との交流を取り戻そう!

著者がnoteで本の内容をかなり
無料で公開しています。
是非一読を!
https://note.com/hiroyukimorita/n/n0c0126981107


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