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「都市化」は、子どもにメリットはあるの?ライフスタイルをもっと自由に変えられる仕組みを。

こんにちは〜honaです!毎日投稿中です!

今日は、都市化は子供にとってメリットがあるものなのかと考えて思いついたことについて残したいと思います。

都市化、と言うテーマは今までも記事の中で何度か取り上げています。横浜で生まれ育った私にとっては、都市で暮らすことがあまりにも当たり前すぎて、特に20代頃までは都市のメリットばかりに目が向いて、デメリットなんてないと思っていたほどだと思います。

しかしながら最近、子供の心身の健やかな育ちを様々な視点から考えて、またキャンプなどで海や山などの大自然に子供と出かけるたびに、都市に暮らすことは子供たちにとってメリットってあるのかな?と思ってしまうことがあります。

子供たち、特に10歳位までの幼少期にとっては、豊かな自然の中で様々な変化に触れ、好奇心や探究心を発揮できることがとても重要であると言うことが、進化人類学や脳科学の観点から述べられています。
狩猟採集の時代が長かった人類にとって、脳及び身体を発達させるのに大切なのが「大自然」と言う環境であると言う事は、想像しやすいのではないかと思います。

そのような知識を知ってから、夫も私も、キャンプなどで自然が豊かな地域に出かけるたびに、「子育てをこのまま都市でしていいのかな。こうやって海や川や、たくさんの木々や草花や生き物たちにすぐ触れられる環境の方が、いいんじゃないか」と悩んでしまいます。

都市化は、言ってしまえば大人の都合だと考えています。もちろん日本が世界が現在のように経済を発展させる上では、都市化は避けて通ることができない、むしろ必須なものであったようには思います。

しかしながら、その過程で我々大人が子供から奪ってしまったものは少なくないように感じます。
山を切り開き、道を作り、街を作り、また海や川を埋め立ててまた道を作り、街を作っていく。自然に生きていた生き物たちの居場所や生態系だけでなく、同時に子供たちが自らの力で全身を使い心で感じて遊ぶことのできる場所も、壊して無くしてしまったような気がします。

かといって、都市で生まれ育った私にとって、都市を離れることも最早簡単なことではなく、相当勇気が要ることです。歩いてすぐコンビニもATMもある。車がなくたって、電車に乗ればどこにでも遊びに行けるし、買いたいものは何だって揃えることができる。この便利な生活に体が慣れきって、心が緩みまくってしまっていると思います。

このように大人にとって、都市はすごく便利だし都合が良い。

じゃあ子供にとったらどうなんだろう?と、ふと思いました。
都市が子供に与えるメリットって、何かあるのかな。

例えば思いつくのは、良い学校がある。習い事でも良い先生が見つかりやすい。勉強でもスポーツでも、選択肢が多い。だから学歴やキャリアを積んでいくにあたっては、もしかしたらメリットが多いかもしれません。

しかしそれは、脳の土台が出来上がった大体10歳以降にメリットがある話のような気がします。(脳の発達の詳細については、澤口俊之氏「幼児教育と脳」をぜひご参照ください。)

それよりも小さい子供たち、幼少期の子供たちにとっては、自ら考えて、自ら遊びに行って、好奇心や探究心を心から発揮できる場所が、彼らのすぐ近くにあることが、何よりも与えられるべき環境ではないかと思います。

しかしながら、先に言った通り、私のように大人の都合がどうしても先に立ってしまって、なかなか地方に移住と言うこともできないし、さらに10歳以降は都市化の方がメリットあるかもとなると、さらに移住の決断はなかなかできません。

だから、ひとつのアイディアを思いつきました。
10歳ころまでは地方の豊かな自然環境に囲まれて育って、脳の土台が出来上がってきた頃から、都市に来る、戻ってくるようなライフスタイルが、気軽に選べるようになったらいいんじゃないかな、と考えたのです。

そういったライフスタイルの変容は、個人的にやるのは弊害は少ないけれど、たくさんの人にその選択をしてもらうには、ある程度仕組みを整える必要があるとも思います。

例えば子供が10歳になるまでは、国や自治体からの補助をしっかりしてもらうようになると、新しいライフスタイルをより選びやすくなります。
また、現在よりもさらにテレワークがどんどん浸透していけば、場所にとらわれる事は無いし、企業側の理解や参入が進めば今より自由にキャリアを積むことも可能だと思います。

都市から離れた地方自治体さんにとっては、若い世代が少しでもいてくれることでいくらかメリットがあるだろうから、協力してもらえるのでは・・・と。でも、都市のほうの自治体は反対するかな…。

日本は、家を1度買うと新築で30年ローンに縛られてしまいなかなかへ引っ越したり移住したりが難しい文化があると思います。
これからの時代、もっと自由に住む場所も、そして子供たちに与える環境も、フレキシブルに自由に選べるようなライフスタイルは、子ども達の心身の健やかな育ちを促すことが出来るし、それによって日本全体を活性化できる可能性も秘めているんじゃないかなと思いました。


さて明日から、小1息子は2学期です!
宿題もしっかり完了、明日の準備もばっちり。
夏休み、たくさん怒っちゃったけど、ずっと一緒だったしたくさん遊んだから、なんだか私のほうが寂しくなっちゃいます。

ずっとなつやすみがいい、と言いながらも宿題も準備も(お尻をたたかれながら)自分でできた息子、えらいぞ。
2学期も、少しでも楽しい毎日が、彼に訪れますように。

では今日はこのへんで。

お読みいただきありがとうございました!


hona

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