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北海道

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2021年3月の記事一覧

歯舞の長昆布の世界へ。クリックして出かけましょう。

歯舞の長昆布の世界へ。クリックして出かけましょう。

こんにちは。札幌の気温は春。空は黄砂で曇っています。

エシカルはおいしい!!「昆布のテロワールを訪ねる旅」は、羅臼に続いて、歯舞へ。
歯舞は、はぼまい、と読みます。アイヌ語で「流氷が退くと現れる小島」の意味で、納沙布岬沖に点在する島々の様子です。

おでんや煮しめや佃煮。沖縄料理に入っている柔らかい昆布の産地を訪ねました。
羅臼を出発して、根室へ向かいます。

途中で道の駅おだいとう(尾岱沼)に

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鰊いろいろ。鰊のおいしさ。

鰊いろいろ。鰊のおいしさ。

こんばんは。

今日の札幌は、なんと気温18.5度。3月にこんなになったのは130年の観測史上初めてだそう。やれやれ。

さて、昨日の鰊ですが、いい感じに水分が抜けました。

昼ごはんに焼いてみました。

皮はカリッ。身はふわふわ。

こんな食感の魚って鰊だけじゃない?

夜は家族が食べやすいようにちょっとがんばった仕事です。片栗粉をはたいて揚げ焼きして、甘辛いタレに漬けました。砂糖と醤油、味醂と

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数の子を塩漬けしてみる。

数の子を塩漬けしてみる。

突然、鰊がたくさん届きました。

パッキパキです。新鮮です。

新聞紙の出番です。

アタマと尻尾を落として、袋状に折った新聞紙を入れたゴミ袋に入れていきます。

鱗を落として冷水で魚体を洗います。

ゴミは、新聞紙に包みながらゴミ袋に入れていくとにおいも少しは出にくいと思います。

粗塩と半分の量の砂糖を振って脱水します。

美味しそうに下ごしらえができました。

さて、今回は数の子の塩漬けを作

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羅臼昆布の旅へクリックで出かけましょう。

羅臼昆布の旅へクリックで出かけましょう。

こんばんは。

きょうは、お知らせです。

なんだか難しげなエシカルって言葉、具体的にどんなこと?が少しずつ
目からうろこが落ちていくようにわかるようになるサイト(わたし比)、
「エシカルはおいしい !!」に、羅臼昆布の記事がアップされました。

おととしの7月。昆布漁が始まる直前に羅臼に伺いました。
40年間毎年産地を訪問されている富山のあいもの昆布さんに同行させていただいたのです。

日本の食

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春キャベツの細切り三変化の巻。

春キャベツの細切り三変化の巻。

このところ、キャベツの細切りとエノキダケの組み合わせっていいなと思っていて。そこから、キャベツの細切りが流行っています。
個人的に(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
きょうは、三変化をご紹介しましょう。

まず、炒め物。
キャベツは細切りにしてフライパンへ。エノキダケはいしづきを切り取り、長さを2つか3つに切って合流させます。サラダ油かごま油を回しかけてざっくり混ぜたら中強火にかけます。
じゅわじゅわ言って

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明日の朝か昼かおやつにどうかしら?ロスティの作り方

明日の朝か昼かおやつにどうかしら?ロスティの作り方

中学1年生になりたてのときにロスティを知りました。スイスの料理。茹でたじゃがいもを炒めたタマネギとあわせてチーズを入れて焼く。
スイスへの憧れの気持ちを育てながら、何度も何度も作ったことを覚えています。
がしかし、大人になって、チーズおろし器を使って、生で作るほうが簡単でおいしいことがわかりました。にんじんしりしり器でもいいです。
包丁で切るより、こうした道具を使うほうが早いし、楽しいです。

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北海道の米の味を知る試食会のこと

北海道の米の味を知る試食会のこと

わたしはごはんが好き。イタリア料理の勉強を始める時にも、白米のおかずになりそうな料理がたくさんあると思ったのです。学生の時には、ごはんをおいしそうに食べるからという理由で、教授にごちそうしてもらった事が何度もありました。ゆるい時代でした。

そんなわたしは、「お米炊飯研究所」の助手をしています。エビデンスに基づいた毎日の炊飯の仕方を伝えたいと米屋人生30年の札幌の千野米穀店社長、徳永さんが始めた「

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北海道の今の季節のカラフル野菜のこと

北海道の今の季節のカラフル野菜のこと

まだまだ雪は分厚く積もっている北海道。
真っ白い雪に覆われた大地からの秋の恵みが越冬して甘さを蓄えています。

想像してみてください。真っ白な雪と赤、黄、紫の色のハーモニー。

赤いビーツ。真っ赤な紅くるり大根。黄色いビーツ。紫キャベツ。

白い北海道はまた、カラフル野菜の宝庫でもあります。以外でしょう?

わたしは紫キャベツをザワークラウト風にしたり、あっという間にできるピクルスにするのが好きで

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うま味とうま味調味料のこと。

うま味とうま味調味料のこと。

うま味調味料を使うか使わないか。
味が決まらないときに頼りになると思う人は使えばいいし、喉が渇いたり強すぎて嫌という人は使わなければいいのです。
それぞれが、好き好きで決めることと思っています。

わたしがこどものころ、母もまわりの大人も、野菜のおひたしに化学調味料とお醤油をセットでかけていました。昭和のそのころは、化学調味料は料理をおいしくする魔法の粉と広く思われていたわけです。
以前、中国料理

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丘の上の街で出会ったオリーブのフライ

丘の上の街で出会ったオリーブのフライ

マルケ州で食べたかったのはオリーヴェアスコラーナ。オリーブにひき肉を詰めてフライにした料理でした。

オリーブのしょっぱさと風味が肉とぴったりで、まさに飲まさるフィンガーフード。

これはレストランで食べたもの。カリッ、ふわっ、キュッとした食感と口に広がる味がたまりません。

帰国後、伝統的な作り方をアレンジして作るようになりました。

👉挽肉は3種類用意します。豚肉、鶏肉、合い挽きです。野菜は

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