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#映画レビュー
『トップガン マーヴェリック』(2022/アメリ
「どうせいつもと同じやつでしょ?」
トム・クルーズのこういう系の映画観るときはいっつもこう思います。
1986年の『トップガン』の続編を今さら2022年に公開?
『ロッキー・ザ・ファイナル』じゃあるまいし、、還暦近くなって過去の名作をやるなんて、、
過去の成功体験を捨てられないのかい? えー、どうしよう? 観る? まぁ観るか。。
36年前と同じスタジャンを羽織り、カワサキのバイクにまたがってか
『惑星大戦争 THE WAR IN SPACE』(1977/日本)
前千葉県知事が主演です。浅野ゆう子がヒロインです。端役で仮面ライダーV3の宮内洋も出ています。
同時期にスターウォーズの一作目が公開されたので、高度経済成長期のなか東宝が「日本でもスターウォーズを作るぞ!」と躍起になって作った映画のようですね。
そういっても最初はそれなりに見応えがあったんです。
でも短い納期でバーっと作ったからでしょうか、途中から失笑を禁じ得ない仕上がりに。。
前評判でだい
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010/アメリカ)
ディズニー映画のアリスが有名かと思いますが、あのティム・バートンも映画化しています。
ティム・バートンだから当然ジョニー・デップも出てきますね(笑)。帽子屋のマッドハッター役での登場です。
原作は『不思議の国のアリス』ですが、この映画は全然違います。
何が違うかといえば、物語の最初と最後の登場するお姉さんがいません!
お姉さんの存在はとても重要です。アリスは不思議の国に迷い込んでしまい、すった
『ステージ・マザー』(2020/カナダ)
まずはあらすじ。テキサス州に住む老夫婦の元に訃報が届く。縁を切って疎遠になっている息子が亡くなったのだ。
息子はLGBTであり家族と和解することが出来ずにサンフランシスコで暮らしていた。母であるメイベリンは葬式に行くべきだというが、父は息子の嗜好を恥じて勘当しているので行く必要はないといって意見は割れる。
納得できないメイベリンは夫の反対を押し切り、単身サンフランシスコの葬式へ出かける。
お
『ドラゴン・タトゥーの女』(2012/アメリカ)
9年近く勘違いしていたことがあります。「ダニエル・クレイグがパッケージを飾っていれば007シリーズに違いない」という思い込みでした。。
ということで本作もずっと『007 ドラゴン・タトゥーの女』だと9年間も思っていました。。
ドラゴンタトゥーの女がボンドガールでダニエル・クレイグがなんかやるんだろうなと思って『ドラゴン・タトゥーの女』を観たものだからさあ大変。
カッコいい女ハッカーがHONDA
『市民ケーン』(1941/アメリカ)
ちょっと大きいスーパーとか本屋さんに500円の名作映画DVDが売ってたりするじゃないですか。その中に『市民ケーン』もあるのでパッケージを見たことある人は多いのではないでしょうか。
名作とはいえわざわざ白黒映画を手にとって観ないと思いますね。私はとあるきっかけがあり観たのですが、初見だと特に面白くはなかったです。
なんだつまんねーなと終わってもよかったのですが、なぜこれが名作なのかを調べました。ち
『ダ・ヴィンチ・コード』(2006/アメリカ)
期待して見たのですが、頭良さそうなインテリ風サスペンスという印象。
インテリ系かサスペンス系のどっちかに振り切った方が面白いと思いました。
ルーブル美術館で館長が殺害される事件が発生。主人公の大学教授ラングドンは、暗号解読官ソフィーとともに暗号解読していくわけですが、そこでキリスト教の隠蔽されていた大いなる謎に迫っていく、、、という話です。
キリスト教のことをそこまで知らないので、驚愕の新説を
『スニーカーズ』(1992/アメリカ)
様々な事情によりハッカー映画を観ることになりました。後から調べると『ドラゴン・タトゥーの女』も該当するらしい。
それはいいとして「ハッカー 映画」で検索して、『スニーカーズ』がヒットしたので今回は観ることに。
脛に傷を持つ者たちで構成されるセキュリティコンサル集団「スニーカーズ」のボスであるマーティンが主人公。そのスニーカーズにNSAを名乗る男たちからヤバい案件の話を持ちかけられて、すったもん
『救命艇』(1944/アメリカ,イギリス)
あらすじ。第二次大戦下、魚雷攻撃を受けた船から脱出した生存者たちが一隻の救命艇にたどり着く。そこはいわゆる雪山の山荘や嵐の孤島のようなクローズドサークル。狭いボードの上で様々な人種や身分の人たちによる疑心、虚栄、意地という心理戦が見どころ。
そこにドイツ軍水兵が乗り込んできて雰囲気は急変する。そいつは魚雷をしかけた側の人間だから処刑しようと提案する人もいる。
だがしかし水兵以外の人たちは遭難時の
『きっと、うまくいく』(2013/インド)
はじめてインド映画を観ました。
あまりこういう評価はしたくないですが、、理屈抜きに面白かったです!
インド映画は急に踊って歌い出すという噂は聞いてましたが、本作も170分のなかでたくさん踊って歌います。劇場で観た『ラ・ラ・ランド』も歌って踊る系でそれなりに楽しかったのですが、それよりも家で観た『きっと、うまくいく』の方が観ていて楽しい。
失踪したランチョーが見つかり、10年ぶりに再開する親友ま
『運び屋』(アメリカ/2018)
『キング・オブ・シーヴズ』では77歳の窃盗団リーダーが登場しました。
今回はさらに年齢が上がり、アメリカで90歳の老人がコカインの運び屋をやっていたという実話映画。主演はクリント・イーストウッドで監督もこなしています。
『キング・オブ・シーヴス』もそうだが孤独な老後が犯行の引き金になっている。
商売に失敗して金が必要になり、悪い誘いにのって、コカインの運び屋に手を出す始末。
とはいえ単純に「自
『キング・オブ・シーヴズ』(イギリス/2018)
2015年にイギリスで実際に起こった最高齢かつ最高額の金庫破り集団の窃盗事件を映画化。事件発生3年後に映画化しているのが早いなという印象。
主人公はブライアン77歳。かつては泥棒王とも呼ばれた彼だが、引退後は妻とささやかに暮らしている。かつての窃盗団から誘われても妻を裏切れないと言ってきたが、ある日妻がぽっくり亡くなってしまう。人生の伴侶を失った彼は寂しげな孤独な老人になってしまう。
妻のいな
『ブラック・クランズマン』(アメリカ/2018)
アメリカには白人至上主義を掲げるKKKという過激派団体が存在するそうです。
トランプ前大統領は彼らを認めるようなところがあったので、在任中にKKKはニュースで取り上げられることもありました。
映画の舞台は1970年代アメリカ。黒人でありながらKKKを潜入捜査するという困難なミッションに挑んだ元刑事の回顧録となります。黒人であることがバレてしまうと潜入操作ができないので、最初は電話だけで接触し、実
『アイリッシュマン』(2019/アメリカ)
120分以上ある映画は敬遠するのだけれど、スコセッシなら我慢するかと思ってみることにしている…のだが、209分は長い、長すぎる。
第二次大戦後のアメリカ裏社会の史実を基にして製作されたマフィア映画なので、日本人には分からないことが多いです。日本人には馴染みのない内容の長い映画をどうして最後まで観ることができたんでしょう?
それはマフィア役のデニーロやジョー・ペシの演技力のおかけです。とはいえ最