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いなお@『ミシェルとランプ』連載・小説PDF ココナラで販売中/実用地歴提案会ヒストジオ
2021年8月13日 03:02
しばらく、歴史考察の一連の投稿をしていました。LinkedIn投稿的には異色の投稿ではないか、と読み返してみて自分で思いました(まあ、皆さんそれぞれ存分に異色ではあるのですが…)。ブランディングや教育や採用(面接)などをビジネスに引き寄せて書いてみましたが、「仕事論」と「歴史論」の2つがある、と仮定した場合、「仕事論からの歴史論」ではなく「歴史論からの仕事論」
2021年8月12日 03:44
思わず五・七・五で一句ひねってみましたが、採用する側(企業)採用される側(個人)両方が『歴史』を持っています。会社に歴史あり、人に歴史あり、なのです。採用とは、この異なる2つの歴史のすり合わせ。これまでの歴史を踏まえて、お互いの現在で採否を判断し、未来をともにすること。ただし。問題が、3つあります。ヒストリー=his story誰かの主観と取捨選択により物語
2021年8月12日 03:34
前回、プロセス・セルフ・ヒストリーについて書いてみた↓プロセス=過程セルフ=自分自身の、自身の手でヒストリー=歴史要するに、結果を誰かが書く歴史、ではなく過程を自分で書く歴史、である。極私的な自分史、自分なりの自分史。この記事では、それが「自分自身」だけの単数ではなく「自分たち」という複数になった場合はどうなのか、と考察する。selfが単数なら複数はselves
2021年8月11日 04:53
前の投稿では、プロセスエコノミーから発想した「プロセスヒストリー」を提案して、分析しました↓ただ、そちらでも書いたように「歴史」というのは語り手・書き手が好きなように取捨選択できる側面があります。「主人公補正」ができる大河ドラマなどを思い浮かればわかりやすい(主人公に関わる人がみな善人で魅力的に描かれていたり敵陣営が悪人ばかりだったり…)。私なんかは、その脚色、
2021年8月11日 04:46
前の投稿にて「プロセスエコノミー」について紹介した↓一言で言えば「完成品でなく『制作過程』を売る!」という手法である。この考えを、歴史に援用できないか?「プロセスヒストリー」と仮に名付けよう。エコノミーが「経済」なら、ヒストリーは「歴史」。どちらも、この複雑な社会を認識する視点、観点だ。まず、同じことを考えている人がいないかと、ググる。「プロセスヒストリー」で検
2021年8月9日 04:34
30年で凍り、固まったキャリア観が、30年でゆっくりと氷解してきた。1960年、安保闘争。岸首相、辞任。ここから日本は「経済のことは池田にお任せください」「寛容と忍耐」をとなえる池田勇人首相の下で経済大国への道を歩むことになる。『所得倍増』そうなればいいなあと思った人は多かったと思うけれども、まじめにそうなると思っていた人はそんなにいなかったのではないか。しかし、池
2021年8月7日 04:50
西暦1077年、今から約1,000年も前のことである。イタリアにあるカノッサ城に一人の男がやってきた。身分卑しからぬ風体のその男は武器をすべて手放して、修道士の格好になると、城の前に座ってこう叫んだ、といわれる。許しを願った男の名はハインリヒ4世。神聖ローマ帝国の皇帝にしてローマの王様であった。彼は誰に許しを願ったのか?それは、ちょうどカノッサ城に滞在していた
2021年8月5日 05:05
徳川家康は、一級の政治家である。政治とは清廉潔白なものではない。ましてや、一つだまされれば一族ごと滅亡させられるような戦国時代を生き残った家康だ。必要とあれば、汚い手、権謀術数を使うのもいとわない。彼の晩年、豊臣家を滅亡させるために取った行動は文字通りの「権謀術数」であった。権・謀・術・数すべて、はかりごとをあらわす漢字。豊臣秀吉の遺児、秀頼は方広寺というお寺を再建
2021年8月5日 04:55
司馬遼太郎さんの名作の一つに『関ヶ原』というものがありまして↓当然「小説」ですから誇張や創作は混じっていますが、「関ヶ原の戦い」がとても活き活きと描写されていて面白い作品です。最近、岡田准一さんや役所広司さんが出演されて映画化もされました。で、この小説の中で私が好きな場面がありまして(いくつかあるのですがそのうちの一つの場面)、徳川家康が「使者」を送る場面です
2021年8月4日 05:13
「この人の言うことなら絶対に間違いはないっ!」「この人の言うことは全く信用できないっ!」人間と相性は各々違いますから、全肯定したくなる人もいれば全否定したくなる人もいます。ただし、とちょっと考えてみていただきたい。人間は、生まれてから死ぬまでずっと同じですか?あなたも、生まれてきてから現在まで、ずっと同じ性格や行動をしていますか?…違いますよね。私は子どもの頃