マガジンのカバー画像

沖縄観光

46
沖縄観光記。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

対馬丸記念館

対馬丸記念館

対馬丸のことを、知っていますか。

戦時中、沖縄県内の子どもたちをたくさん乗せた対馬丸は、米潜水艦の魚雷攻撃により、撃沈した。

大勢の子どもたちが、疎開先に着くことなく、海で命を落とした。

私は沖縄に移住してから、対馬丸の事件を知った。そして、カマドおばあの平和講座へ行った時に、沖縄市の戦没者のなかには、対馬丸の犠牲者が多いことを知った。私は不勉強から、那覇の子どもたちだけが犠牲になったと思い

もっとみる
ヨンシーと弥勒と恵みの雨

ヨンシーと弥勒と恵みの雨

臼太鼓(ウスデーク)について興味を持って調べていたら、富盛出身のHさんが、富盛字誌を読ませてくれた。分厚い冊子だけれど、富盛の文化が記されていて、とてもおもしろい。全部を読むのは難しかったので、臼太鼓に関連する箇所を読む。

(1)ヨンシー富盛(ともり)の十五夜行事では、女行列をヨンシーと呼ぶ。

もともとは、富盛地区の南(フェー)と北(ニシ)の対抗意識が強く、「クバイムン(各演目の配役や役割分担

もっとみる
臼太鼓(ウスデーク)

臼太鼓(ウスデーク)

先日、波止場書房に訪れたお客さんたちが、沖縄の女踊りについて話していた。聞きなれない言葉は、聞き取れないし、覚えにくい。

それは、ウスデークだった。

ウスデークって、なんだろう。
沖縄市立図書館へ行き、調べてみることにした。

1.臼太鼓(ウスデーク)についてウスデークは、臼太鼓のこと。臼=ウス、太鼓=デーク。漢字と音が結びつくと、記憶に残りやすく、イメージしやすい。

ウスデークは、沖縄各地

もっとみる
おでん小町とLive Music Bar JET

おでん小町とLive Music Bar JET

夜のコザの街。

Ha&Hiさんに連れられて、中の町とゲート通りへ。
大人になった気分。そわそわ。

(1)おでん小町沖縄の居酒屋と言えば、おでん。勝手なイメージだけど、私の中で、おでんと沖縄が結びついている。

中の町の「おでん小町」に着いた時も、「沖縄の夜といえば、やっぱりおでんなんだ」と勝手に納得していた。

カウンターに通されて、メニューを見る。私は、さんぴん茶を注文する。

私は飲酒する

もっとみる
琉球八社「沖宮」は、神様のテーマパーク

琉球八社「沖宮」は、神様のテーマパーク

琉球八社巡り。

八社すべてを巡ることは、すでに諦めているけれど、琉球八社に興味を持つきっかけとなった「沖宮(おきのぐう)」へ行かずに、沖縄から旅立つことはできない。

沖宮のある奥武山公園は、とても広い。

案内板を確認して、沖宮を目指す。

3月の沖縄は、日によって暖かったり、肌寒くなったりする。沖宮に行った日は、晴天で暖かい日だった。参拝日和だ。

鳥居で一礼をして、進む。手水舎で、手を清め

もっとみる
コザまちまーいと嘉手納基地

コザまちまーいと嘉手納基地

(1)コザまちまーいコザの街を歩く。沖縄市観光物産振興協会が開催しているコザまちまーい(まち歩き)に参加した。

コザまちまーいの開催は、2名から。私ひとりでは、参加できない。一緒にまち歩きをしてくれる人を募集したら、3人の方が参加を希望してくれた。ありがとうございます!

今回参加したコザまちまーいは「まち歩きプログラム1 After1945~街は歴史博物館」。コースの内容は「沖縄市胡屋地区の商

もっとみる