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文章の書き方

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2022年9月の記事一覧

「〜になります。」「〜になっております。」は、何かに「なる」のか

「〜になります。」「〜になっております。」は、何かに「なる」のか

【〜になります。〜になっております。】

少し前に話題になった、
バイト語。

「こちら、お釣りになります。」
「300円のお返しになっております。」

文章を書く時にも、意識しないと使いがち。

たとえば、
「こちらが資料になります。」
「お客様の声になっております。」

なります。は本来、
変化を表す言葉。

今年、20歳になります。
のように使う。

いままさに、この場で、何かが資料に「なっ

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自分でも、何が言いたいか、わからなくなる時は

自分でも、何が言いたいか、わからなくなる時は

●書いたり話したりしているうちに、
自分でも何が言いたいのか、わからなくなる。

●伝えたいことが多すぎて、文章や話が長くなってしまう。

●「で、結局何が言いたいの?」と言われてしまう。

よく聞くお悩みです。

いいたいことを「大」と「小」にわける。

そんな時は、まず、
「いいたいこと」を、大と小に分けましょう。

大=テーマ、主題、自分が一番にいいたい(と思う)こと、概論、

小=詳細、く

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言いたいことが多すぎて結局伝わらない

言いたいことが多すぎて結局伝わらない

●わかりやすく説明しようとして、色々細かい話をしてしまい、結果わかりにくくなってしまう。

●いつも、ダラダラした文面になる。

●ここまで書いてないとちゃんと伝わらないかなと考えて文言を増やしてしまい、文章が長くなくて、クドくなる

よく聞くお悩みです。

まず、骨組みを決める。

ポイントは、
「まず、骨組みを決めること」です。

細かい枝葉にこだわらずに、「大きな流れ」を作ります。

小見出

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自分を、小さくまとめるな。

自分を、小さくまとめるな。

毎日ひたすら誰かの相談にのっています。

相談内容で多いのが「うまくまとめたい」。

自分の仕事を1行でうまくまとめたい、
自分の活動を、うまくまとめて説明したい。

うまくまとめなくていい、と私は思っています。

うまくまとめなくていい。

自分の仕事を伝えるときも、自分自身も、
「うまくまとめよう」
「短くビシッと伝えよう」とするから、
ありきたりな言葉になる。

「まとめなきゃ」と思うから、

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「発信でファンをつくる」なんて私には無理、と思ったら今日からできる4STEP

「発信でファンをつくる」なんて私には無理、と思ったら今日からできる4STEP

発信で「ファンをつくる」と聞くと、
「私には無理だな」「ファンになってもらう要素ないな」
と思ってしまいます。

自分をさらけ出すことが怖いなという思い。
普段の自分はネガティブだらけでダメダメだから。
それをしないといけないなら、
私には自分で稼いでいくことは難しいのではないかと感じてしまいます。

というご相談。
その気持ち、私は、めちゃめちゃわかります。

私自身も、「自分が人に好かれる」と

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「お客様が言ってもらいたい言葉」が書ける人、書けない人。

「お客様が言ってもらいたい言葉」が書ける人、書けない人。

単なるフォロワー増やしではなく、
発信することで、
長く愛されるビジネスを作っていきたいなら。

「お客様が言って欲しい言葉」を伝えていくことがとても大事。

でもそれは、かんたんではない。

「お客様が言って欲しい言葉」ってなんだろう?

例えばよく言われる、
・Yahoo知恵袋で悩みを検索しましょう
・お客様に直接聞いてみよう
・インスタのストーリーズでアンケートを取ろう

みたいなことでは、

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「あなたは間違っているから、変わらなきゃいけない」で、人は動かない。

「あなたは間違っているから、変わらなきゃいけない」で、人は動かない。

「あなたは間違っている(悪い)から、直さなきゃいけない」というアプローチでは、人は変われない。

なのに、つい、相手には、
「(自分はわかっていて)あなたは、わかっていないから、教えてあげないと!」
「(自分は正しくて)あなたは、間違っているから、こうやりなさいよ!」という
伝え方をしてしまう。
(そういう意図がなくても、相手にはそう見える)。

SNSでは、今日も、いきなり人を馬鹿にして殴りかか

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