自分でも、何が言いたいか、わからなくなる時は
●書いたり話したりしているうちに、
自分でも何が言いたいのか、わからなくなる。
●伝えたいことが多すぎて、文章や話が長くなってしまう。
●「で、結局何が言いたいの?」と言われてしまう。
よく聞くお悩みです。
いいたいことを「大」と「小」にわける。
そんな時は、まず、
「いいたいこと」を、大と小に分けましょう。
大=テーマ、主題、自分が一番にいいたい(と思う)こと、概論、
小=詳細、くわしくは、たとえば、各論
「ざっくりいうと」何が言いたいのか?
を探すと、大がみつかる。
(この時点で、1つに絞ること。あれもこれもは、伝わらない。
文字にすると5〜15文字ぐらいに収まるのが、大)
伝わらないのは、ズレた「小」から話すから
「昨日見た映画が、面白かった話」がしたいのに、
「朝起きたら、雨が降っていた」とか、
「行きの電車が混んでて大変だった」とか、
関係のない話(話している方は、そこから話さないと分からないと思い込んでいる)をするから、相手は迷ってしまう。
詳しく話さないと相手はわからない、
というのは思い込みで、
「まずざっくりというと」から伝えて、
必要ならば詳細を話すと、話は伝わりやすくなる。
(もちろん、相手がどこまで理解しているかによって、
話す順番や使う言葉を変えることは必要)
書く時も、話す時も同じ。
あたまのなかに、
「大」と「小」の箱を作って、「いいたいこと」をわけていく。
慣れるまでは、紙に書き出すといい。
基本の伝え方は、大→小
基本的には、「大」を伝えてから、「小」を伝えるとわかりやすい。
相手が興味のある「小」があるなら、そこから話を始めるのもOK。
(相手がアクション映画付きで、相手が好きそうなシーンがあったなら、そのシーンのことから話せばOK)
何を、どんな順番で、どう伝えるかは、「相手が求めているもの」に合わせる
●何から書く(話す)か?
●どこまで詳しく伝えるか?
は、
相手が、今、何を求めているかに合わせる。
相手が、今、何を求めているかをつかんで、
自分の頭の中にある、雑多なボールの中から、
相手が求めている球を、1球ずつ、相手が受け取りやすい場所や速度で投げる。
それがコミュニケーション。
求められていない豪速球を、自慢げに投げていない?
相手は今、バスケットボールが欲しいのに、豪速球の野球のボールを投げるようなことをするから(それがいくら立派な投球でも)伝わらない。
自分の価値を、言葉にして
自分だけの仕事を作っていきたい方へ。
言葉で仕事をつくる塾 コトシゴ
言葉で仕事をつくるメルマガ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?