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スペインはまだまだ遠い #海外移住への挑戦

写真家として自分の作風を伝えるために、ポートフォリオサイトを日々更新しています。
膨大な過去写真と昔のヒドいレタッチが気になって直していると、全然終わりません。

移住を目指しているスペインから帰ってきて、半年ほど経ちました。
残してきた写真のおかげで、日々の記憶が鮮明です。
ポートフォリオサイトの更新で写真を見返すと、「スペインへの愛」が溢れてきます。

スペクタクルなサッカー文化、冬でもテラス席でディナー、チルアウトが好きなヨーロピアン、民族同士の違い。


この短期移住は、本格的な移住の前のお試しでした。
海外で生活しながら行うフリーランス生活は、私の心境を確実に良いものへと変化させましたが、仕事の面では圧倒的な力不足を感じました。

金銭的に生活はできましたが、本格的移住に向けて、何か移住後の写真活動のきっかけとなる具体的な行動できたのかというと、残念ながらほとんどできなかったのです。

「まずは行ってみて生活感を確かめる」段階はこの短期移住でクリアしたので、次に行う予定の1年間のワーキングホリデーでは、きちんと移住できるビザを取得する案を掴むものにしなくてはなりません。

ワーキングホリデービザは誰でも現地で働くことができる、貴重な一生に一度のビザになるので。


スペインに短期移住してみて、仕事の基礎体力のなさを実感しました。
現地の生の情報を取る取材力、人と会って自分を正しく紹介する能力、自己理解力、専門性の低さ、ついビビってしまう行動力の少なさなど、挙げればキリがないです。

決してネガティブになっているわけではありません。
ただ、実際の問題として足りないと思いました。

ハイスペックな方は、行ってみて行動に移して道を切り開いていけるでしょうが、私の場合はどうやら違うようです。
堅実に出来ることを増やさなければならないと思っています。


国内の様々な場所に住みましたが、東京以外でやっと好きになれる土地、現在住んでいる沖縄を見つけました。

日本はビザもいらず、飢え死にすることもないので、基礎体力を鍛える良い環境です。

沖縄は通過点でなく、スペイン移住後も関わっていける拠点としていきたいと思っています。
現時点では具体的ではありませんが、基礎体力を付けつつ、この土地と向かい合っていけば、気付きも増えてくるはずです。
じっくり考えていきます。

当初は2019年中にスペインに戻る予定でしたが、まだまだ先となりそうです。年内は確実に沖縄にいます。

理想ばかり掲げても、いま現在に向き合わなければ永遠に目標は達成できません。私の課題は「基礎体力のなさ」になるので、沖縄で徹底的に向き合っていきます!
スペインはまだまだ遠いですね。

同じように海外移住を目指している方、一緒に頑張っていきましょう!


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