記事一覧
2021_04_26
マイドマイド虚言、現実逃避というバリアで自己防衛。薄っぺらいだけの殻に頼りなく閉じこもり、セッセと過去を掘り返しながら屁理屈を積み上げるだけの毎日を生きるヤツに、残念ながら未来をみる力はない。
トンチンカンな決意に前後不覚。もう当の昔に正直者の意見を聴く耳など失ってしまったのか、カタクナな言い訳を正当化するためにしか自分のチューニングは合わせていないようだ。
ドウシタッテ変わってしまうことは悲しい
2020_05_05
昨日、生きていれば71歳の誕生日を迎えていたはずの父親は4年前に他界した。余命を宣告された末期癌を患ってのことだったので、不思議と悲しみはなかった。もちろん澄み渡った秋空に向かって泣きべそをかいた記憶はあるけど、ただそれだけで、ココロの中を構成するピースがひとつ、大切なひとつではあるのだけど、その欠片がボロッとこぼれ落ちたという感触だった。とても自然に、命がその寿命をまっとうする姿を見届ける、
2020_04_30
言い訳ばかりが人生さ。そう、コレは何かにつけて自分に対して言い訳を作っては日がな酒を呑む男の切ない話。だって今日は休日だし、だってもう仕事終わったし、ないし今日は仕事ねえし、もう今日は車ドライヴしないでいいわけだし、なんて言い訳ばかりを拠り所に酒を呑むのである。コレがアルコール依存症ないしはアルコール中毒であって、いつの間にかまた些末な「口実」を自ら周到に用意してはどうにかワインの栓を抜きにかかる
もっとみる2020_04_21
渋谷のど真ん中のスタジオまでチャリで行って、帰宅したら巨大な竹の子が届いていた。急を要したのでこれまたガブガブとお酒を呑んでしまったら、その夜は酩酊の帝に召されて寝床に急いだのでした。しかし今はチャリに限るな。
中原中也の春にまつわる詩をこれまたひとつ。
菜の花畑、赤ん坊と薄桃色の風。
途中の「ひねもす」は一日中という意味の副詞、らしい。
ひねもす、とても洒落た響きの言葉だなあと思ふ。
2020_04_20
朝起きたら今日は一体なん曜日なのかわからない病を発症しております。朝7時前に飛び起きてやべえ仕込みだ、と思っても今日は月曜日、炎の料理人オフ日である。がしかーし、日課とは切ないもので昆布と鰹節で丁寧に出汁を引いてしまう病も知らず知らずに併発している。特に作る対象がなくても、丁寧に。仕方ないから家族のために味噌汁でも拵える。仕方ない、って言い方はないな。愛情を込めて。
しかしガガ様が発起人になって
2020_04_19
昼間のラジオにテレビ東京の番組Dがゲストで出演していて、すごく興味深くて。それはウルトラハイパーハードボイルドグルメリポートという番組で、世界各国のヤヴァイ地域にこのDがカメラ1台で乗り込んでは、現地でハードすぎる暮らしをしている猛者どもの食事を覗かせてもらう、という趣旨のもの。ロスのギャング、ロシアの麻薬窟、セルビアの不法入国人地帯、台湾のヤクザ組長、リベリア元少年兵らの墓地暮らし、とまーみんな
もっとみる2020_04_18
朝からバケツをひっくり返したような雨が降るってからには、炎の料理人惣菜ボックスは気張った数は用意できねえし、ってヒヨったらどっこい正午前に完売のお知らせが届く。天気との相談はとてもむつかしいのであります。
昼過ぎから天気が回復した瞬間に、ざいざいと炎のキャッチボール。その昔は路地裏やらちょっとした空き地やらでキャッチボールをする少年らをよく見かけたものですが、今となってはキャッチボールする場所を
2020_04_17
こんちくわー、と6歳の次女スイ坊が、羊に4輪がくっ付いた乗り物にまたがり、空気で膨らませた塩化ビニール製の足なしの馬の背中に小さな熊の縫いぐるみをくくり付けて座らせ、それを紐で引っ張りながら廊下を通り過ぎてゆく。あたかも江戸時代の刑罰「市中引き回しの刑」を実践しているようなプレイ。とてもシュールでハイレボー。High Level。朝はいつの間にか始まっている。
第三京浜で30分、所用でサクっと横
2020_04_16
宿酔爆弾は無情にも投下され、被弾。しかし炎の料理人としては爆死している訳にもゆかず、朝から鍋を振る。ここのところまた、異常に料理をしている。それがとてもココロのバランスに良いというか、単純に救われるところがある。
食べるとは、正に生物の根源、生きるために何を差し置いても行わなければならない行為。寝ても覚めてもグタッとソファでAmazonプライムやNetflix見てても減るものは減るのが腹である。