2020_0626

長い自粛期間の中盤からはどうやら自分も世の雰囲気に乗じて、コドモらと長い春休みを一緒に過ごしてしまったように思う。というよりも相変わらず酒を呑みすぎていたのだった。いちお宣言解除になってからは想いを共有できる仲間と集まってはワイワイ家呑みも再開して呑みの拍車を大いにかけている。ヒヒヒンと走りける我が馬車馬、そろそろ厩舎につながなければである。

そういつまでもコロナコロナと意気消沈している場合ではなく、というよりも渦中でも命を張ってガムばってくれている人々がいることを念頭に入れつつではあるが、やっぱり人は人として、楽しく人間らしい暮らしを営まなければなるまい。やる気を出さねばなるまい。奮う鞭は自分の尻を叩くことに使いたい。いつまでも世を憂いでいる場合ではない。

危機に瀕して人は本性を現す。このコロナによって我々は本当の日々の意味というものを目の当たりにしたのだ。働く意味、尽くす意味、造る意味、支え合う意味、生きる意味。どんな意味にも人それぞれ違いはあれど、世の中の意味自体が真逆に向いたのだから、僕らはもっと愛の意味を再確認したのだと信じたい。

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