2020_04_30

言い訳ばかりが人生さ。そう、コレは何かにつけて自分に対して言い訳を作っては日がな酒を呑む男の切ない話。だって今日は休日だし、だってもう仕事終わったし、ないし今日は仕事ねえし、もう今日は車ドライヴしないでいいわけだし、なんて言い訳ばかりを拠り所に酒を呑むのである。コレがアルコール依存症ないしはアルコール中毒であって、いつの間にかまた些末な「口実」を自ら周到に用意してはどうにかワインの栓を抜きにかかるのである。いやはや、昨夜もやり散らかしてしまった、今日からまた気を引き締めようと思う。

このアルコール依存症の病魔は最近よく耳にするギャンブル依存症と精神的にとても似たところがあるようで、必ず自分自身に対する「言い訳」で武装することで、このコロナ禍にも営業中のパチンコ屋に県をまたがって通い詰める羽目になる。人間とは弱き生き物かな。ストイックである必要はないにしろ、もう少し自分を律した人でありたい。

ピンポンダッシュの末、玄関にまた竹の子マンの山中タイキから、掘りたての竹の子が届く。片方はもう竹に成長しかかっているほどのサイズ、中にはかぐや姫がいらっしゃる可能性があるらしいので注意が必要である。延々とアク抜きの寸胴焚きの刑、これをのんびりと眺めていると石川五右衛門らの釜茹での刑をどうしても想像してしまい、かぐや姫どころではない。

日中はチャリで渋谷。スタジオにゆく中途、炎の料理人お惣菜ボックスが欲しいとの命を受け、三宿で人びとの肌をとんでもなく綺麗にすることで有名なウマさんにお届け。uberEATSと共鳴した昼下がり。毎度あり。先日よくいく大型スーパーでわれらが巨匠、スーパーAIGONさんに遭遇。マスク姿でおじさん同士の井戸端会議、突如はじまる。巨匠とはホントよくバッタリと会う。どうしてもバッタリ会ってしまう人ってボクの中に何人かいるのだけど、巨匠は間違いなくその一人で、きっと近いバイオリズムで動いている者同士が引き合う何かがあるのだと思う。日頃よく会っては、なんでもない日々を過ごしていた仲良しらと、例えサラッとでも、顔を合わせるのは嬉しいことかな。

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