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【人物4コマ図鑑】税理士×棋士×〇〇

1.「人物4コマ図鑑」とは?

 「人物4コマ図鑑」はいわゆる「推し活」です。その中で絞ったテーマは「自己啓発」。私自身、これから学びたい領域のエキスパートの方を「推し活」してみました。やり方は「4コマ図解」を使用。今回は「実務の第一線で活躍している税理士」のリアルをご紹介します。一緒に学びましょう!

2.田中良幸先生ご紹介:4コマ図解

 田中良幸先生(以降、”田中先生”と記載)は板橋納税貯蓄組合連合会会長など紙面では紹介しきれないほど多くの公職に就かれ、3年前の2019年11月に東京国税局長表彰状を受賞されるなど東京税理士会の重鎮
 しかしココでは「偉い人の胸像を建立!?」するようなマネは致しません。表紙の「将棋とマグロ」を始め、様々なユニークな取り組みをされているので、人物4コマ図鑑」で田中先生の魅力をご紹介させて頂くことにしました。(田中良幸税理士事務所ホームページはコチラ

図①:板橋納税貯蓄組合連合会会長として「税についての作文」を募集。

中学生が「税の作文」を書けるの?

 毎年夏休みの時期に、田中先生が会長を勤める板橋納税貯蓄組合連合会国税庁の共催により、全国の中学生の皆さんから「税についての作文」を募集しています。これは、”将来を担う中学生の皆さんが、税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持って頂き、また、税について正しい理解を深めて頂くことを目的としているものです”(国税庁ホームページより)。
 田中先生によると「毎年、社会人にはない新鮮な視点で、中学生から多くの作品応募があります」とのこと。そして最優秀賞の中学生に「一日税務署長」を勤めてもらっているとのこと。ちょっと怖くて面倒な税務署のイメージ、何だか変わってきますよね。

 私は以前にnoteでシリーズ『大人も読みたい!中学生からの租税教育』を連載してきました。私自身の小学校での租税教室の経験からの派生で、シリーズ連載開始したこともありますが、中学生対象の「税についての作文」に影響を受けたのは言うまでもありません。

税理士界の「棋士」として有名?!

 田中先生が将棋に興味を持ち始めたのは中学3年生の時。以来、慶応の高校~大学の将棋部で腕を磨かれ、20代で五段免状を取得するほどの腕前に。東京税理士会のチームを率いて、東京国税局や弁護士会、その他企業とも交流戦の模様は広報誌『東京税理士界』にも掲載。もちろん(個人事業主である)プロの棋士を支援する税務顧問もしています。

 特に目を惹いたのが、各地方での将棋大会の賞品。中でも神奈川県三浦市で開催される「三浦三崎マグロ争奪将棋大会」。四段以上で開催される「A級」の優勝者にはマグロ一本(約30kg)を贈呈
 田中先生はこのマグロをどのように召し上がったのか気になるところです。これこそお酒を持参して「おこぼれ」貰いたかったですね・・・。

図②:「三浦三崎マグロ争奪将棋大会」優勝者にはマグロ1本贈呈。

 「税理士界の棋士」である田中先生。(将棋が弱い)私との繋がりは意外に別のところにありました。それは「水泳」です。プロ棋士の方も健康維持や鋭気を養うために水泳をされている方が意外に多いそうです。

「水泳」部がおススメの理由?

 東京税理士会の中で「板橋支部」は「租税教育」と並んで「水泳」が盛んな支部の一つ。東京税理士会の中でも「いたばし」と言ったら「おぉ~!」ってなります。田中先生も私も同じ水泳部に所属しています。

 水泳部の魅力は、普段の仕事の垣根を越えて、人生の先輩方と交流が出来ること。先輩方は「共に成長し頼れる存在」。水泳部で活動するメリットは2つ。第1に健康維持目的はもちろんのこと、第2に人生の「ロールモデルのヒント」になること。いくつになっても成長を続け、背中を見せてくれるので、こちらも「頑張らないといけない」と刺激をもらっています。

図③:人生の先輩と一緒に「水泳するメリット」を2つ考えます。

「人物4コマ図鑑」の発想元ネタは?

 田中先生の人物紹介は、J:COMチャンネル ご当地人図鑑板橋人図鑑」でもご確認することができます。ぜひ覗いて見てください。

図④:J:COMチャンネル ご当地人図鑑「板橋人図鑑」でもご確認できます。

 ”ん??・・・何だかJ:COMチャンネル ご当地人図鑑板橋人図鑑」と、当note記事「人物4コマ図鑑」ってコンセプトが似ていますよね。YouTube動画と4コマ図解の違いはあるにしても?” ・・・はい。田中先生の「板橋人図鑑」を拝聴し、「人物4コマ図鑑」を思いつきました。でも自分なりにアレンジしているので、「パクリ」とは言わないでくださいね。
 以上の内容を4コマ図解でまとめてみました。

図⑤:4コマ図解でまとめてみました。

3.Z世代以降の納税者対応を考える

 今回、税理士の大先輩をご紹介してきました。「税理士×棋士×〇〇」のように「〇〇×〇〇」の組合せで、新しいアイディアが生まれやすいのかもしれません。
 ところで、私は1977年生まれのギリギリ「Y世代」で、田中先生は「X世代」。そして1995年以降生まれは「Z世代」と呼ばれています。X世代の先輩方の実績をY世代が引継ぎ、Z世代に継承していくのは、税理士の世界にも当てはまってくると考えています。職場環境でも徐々にZ世代が増えてきており「Z世代対応」が必須になってくるのでは。そこで「Z世代以降の納税者対応」を考えてみました。

 「AIで税理士の仕事が無くなる」は言い過ぎだけど、少なくても従来の仕事は変化すると感じています。昔は「時間をお金で買う」感覚で税理士に丸投げされていましたが、納税者=「Z世代」を想定した今後は「必要なことは手間をかけても経験する」ことが重視されているのかもしれません。

図⑥:昔は「時間をお金で買う」感覚で丸投げされていましたが、今後は変化が予想されます。

 上図⑥のような「市場感覚」で、私はnote記事を書いています。税法の中でも重要なのが、所得税・法人税・相続税・消費税の「国税4法」。
 そこで最後に、最近の「国税4法」オススメ記事をご紹介します。

※「国税4法」オススメ最新記事

 まず「相続税法」と「所得税法」。納税者自身で準備を進める「セルフ申告」のため、簡易マニュアルをご用意しています。

 次に「法人税法」。15年前(2007年)ごろから、減価償却費の計算が複雑怪奇になったと思いませんか? 会計ソフトで計算している内容をExcelで確認、しかも少ない資産件数(約1,000件以内目安)でしたら会計ソフト無しで、Excel計算できるようにしています。

 更に「消費税法」。『図解!インボイス入門』で全12回でご紹介してきましたが、税法実務の世界では「デジタルインボイス」やペポル(Peppol)関連対応が重要になってくるのでは。最新動向もイラスト解説しています。

 補足までに、忘れてはいけないのが「電子帳簿保存法」の改正。最初の「掴み」をイラスト解説しています。

 特に後半「消費税」「電子帳簿保存法」をご覧頂いて分かるように、税務全体でデジタル化の流れへの対応は必須かと感じています。今回ご紹介しました、田中先生の事務所でも「合言葉は、タックス1番!」を掲げ、早期から支援先へのペーパレス化に取り組んでいます。
 今後、田中先生の益々のご活躍、そして納税者に信頼される税理士の社会的地位向上に向けたご活動が楽しみです。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>


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