伊勢型戦艦二番艦 妄ツイ

日向坂妄ツイを不定期(なるべく毎日)投稿しています。

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最近の記事

172-銭湯に行く好花たち

好:冷たっ…! ある日、好花が流しで洗い物をしていると、急に水道のお湯が冷たくなった。 芽実:どうしたん? 好:…たぶん給湯器が壊れた 芽実:あらら、じゃあお風呂は銭湯…? 好:そうやと思う… ◇ 好:準備できた? 芽実:うん そうして夜、好花たちは近所の銭湯に向かった。 好:こんばんは~ 番頭:いらっしゃいませ 好:大人二人です 番頭:1,100円になります 好:ちょうどで 番頭:では、いってらっしゃいませ 番頭台で入浴代を支払い、脱衣所に向

    • 171-トラウマを抱える陽世

      ぱ:……。 事故以来、トラウマから部屋に籠るようになった陽世。 (コンコンコンッ…) み:陽世、入るよ ある日の朝、美玲が朝ご飯を持って陽世の部屋にやってきた。 ぱ:……。 み:いただきます ベッドに寝ている陽世をよそに、美玲はテーブルの上に朝食を並べて手を合わせる。 ぱ:…ここで食べないでよ…… み:嫌だったらご飯はちゃんと食べて、心配だから… ぱ:……。 陽世はゆっくりとベッドから起き上がり、テーブルの前に着く。 ぱ:…いただきます…… み:召し

      • 170-カラオケに行く陽子

        陽子:ふぁ~… ある日の学校終わり、陽子は歩きながらあくびをする。 陽子:…カラオケでも行こかな…… 陽子はその足でカラオケ店に向かう。 店:いらっしゃいませ 陽子:学生一人、フリータイムで 店:かしこまりました 料金を支払い、店員さんからマイクを受け取る。 店:いってらっしゃいませ 陽子:ありがとうございます 陽子は部屋に入り、機械を起動させる。 陽子:最初何にしようかな~… 機械を操作し、歌う曲を選ぶ。 (🎶~🎶~) 陽子:こんな好きになると思

        • 169-現実逃避をする〇〇

          〇:……。 (ダンダンダンダンッ……!) (パサッ…) 貸し切り状態の市民体育館で、バスケットボールをゴールにシュートする〇〇。 〇:……。 (ガシャンッ…!) 〇:ふぅ…… 〇〇はその場に座り込み、天井を仰ぐ。 〇:……。 ??:おっ、いた ??の声がして、〇〇は声のした方を見る。 〇:……久しぶり、『美穂』 美穂:おひさ~ 若:俺もいるぞ~ やってきたのは美穂と正恭だった。 〇:よくここが分かったな 美穂:まぁね~、13年の付き合いですから

        172-銭湯に行く好花たち

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        • とある佐々木家のお話
          169本
        • 日向坂46の男子メンバー 〜第一章〜
          44本
        • 君のため何ができるだろう
          0本
        • 企画作品
          34本
        • 単発中編・企画作品続編
          0本
        • カメラマンシリーズ
          3本

        記事

          風邪を引き、ホテルで寝込む

          好花:疲れた~ 〇〇:早く風呂入ろ? この日は一日中レッスンがあり、ホテルに着くころにはへとへとだった。 菜緒:…明日もレッスンよ? 〇〇:うへぇ~…… お風呂に入り、髪を乾かすとベッドに入った。 〇〇:8時起床でいいの? 好花:いいんちゃう? 菜緒:おやすみ 〇〇、好花:おやすみ ◇ そして夜中3時過ぎ、吐き気を催し目が覚める。 〇〇:うっ…!(トイレ……!) ユニットバスに駆け込み、便器の中に嘔吐物を吐き出す。 好花:〇〇…!? 音に気付いた

          風邪を引き、ホテルで寝込む

          168-車に轢かれた菜緒 Ⅵ

          菜:……みんな… 愛:菜緒~(涙) ひなの:良がっだ~(涙) 愛萌とひなのが真っ先に菜緒に駆け寄る。 ひより:菜緒お姉ちゃんの馬鹿…!(涙) 〇:…ほんとに無事で良かった……(涙) 〇〇とひよりも菜緒に歩み寄り、涙を流す。 そして他の人たちも病室にやってくる。 美玖:菜緒……!…生きてる~!(涙) 陽菜:菜緒お姉ちゃ~ん(涙) 久:もう~、心配したんだから~(涙) 菜:ごめん…… 史:生きててよかった…(涙) 芽依:もう~!(涙) すると、医師が病

          168-車に轢かれた菜緒 Ⅵ

          167-車に轢かれる菜緒 Ⅴ

          それから数日後、佐々木家の面々はそれなりに通常の生活を取り戻していた。 愛:おはよ~… 愛萌が2階から降りてくる。 〇:おはよ、今日はバイト? 愛:うん、しばらくお休みもらってたからね… 〇:気を付けていってらっしゃい 愛:……そうね… 〇:…あっ、他意はないよ? 愛:分かってる…(苦笑) 久:〇〇はいつ頃向こう戻るの? 〇:四月に健康診断もあるし、そのうち戻るよ 久:そっか…… 美玖もリビングにやってくる。 美玖:…今日も病院行く? 久:どうする

          167-車に轢かれる菜緒 Ⅴ

          166-車に轢かれる菜緒 Ⅳ

          そして病院に着くと、久美たちもすでに着いていた。 美玖:お待たせ 久:大丈夫、じゃあ中に入ろっか… 救急外来の入口から中に入り、スタッフステーションに向かう。 医師:…佐々木さん、ご案内します 昨日の担当医の方が気付き、ICUまで案内してもらう。 医師:面会される方は手指の消毒をお願いします 久:…最初、私と史帆とひよりと芽依で行くね 〇:うん… 4人が最初にICUに入り、他の5人は外で待機する。 久:……菜緒… 史:…こんなに傷だらけになっちゃって……

          166-車に轢かれる菜緒 Ⅳ

          165-車に轢かれる菜緒 Ⅲ

          事故の翌朝、いの一番に目が覚めた〇〇は台所に立って、学校に出かける妹たちの朝ご飯とお弁当を作っていた。 陽菜:……お兄ちゃん、菜緒お姉ちゃんは…? 〇:おはよ、……なんとか一命は取り留めた、って… 1階に降りてきた陽菜の口から一番に出たのは、菜緒の安否だった。 陽菜:……。 〇:…学校行く気起きない…? 陽菜:……(コクッ) 〇:無理して行かなくてもいいよ? 陽菜はそのままソファに寝転がる。 美玖:おはよ… 〇:うん、おはよ 美玖も起きてきて、〇〇の隣に

          165-車に轢かれる菜緒 Ⅲ

          164-車に轢かれる菜緒 Ⅱ

          佐々木家の面々が病院に集まっている頃、陽世は警察の方に家まで送ってもらっていた。 警察:この家で合ってる? ぱ:はい、ありがとうございます… パトカーから降り、警官にお礼を言って家の中に入る。 ぱ:ただいま… 佐母:おかえり…ってどうしたの!? 母親が陽世の服に着いた血を見て驚愕の声をあげる。 み:どうしたの?…何があった……!? ぱ:…ゔっ……(涙) み:陽世……? 顔を押さえて泣いている妹に、美玲はそっと抱き寄り頭を撫でる。 み:何があったの…?

          164-車に轢かれる菜緒 Ⅱ

          163-車に轢かれる菜緒

          店:佐々木さん、もう上がっていいよ 菜:分かりました、お先失礼します 店:はい、お疲れ様 ある日のこと、菜緒はバイトのシフトを終えて更衣室で着替えていた。 菜:🎶~🎶~ そして、バイト先から歩いて駅に向かっていた。 菜:今日の夜ご飯は何かな~ ちょうど交差点の歩行者信号が赤になったので、スマホを取り出してL〇NEを開く。 菜:…メッセージは特に無しか…… すると信号が青になったので、スマホをカバンにしまい横断歩道を渡っていたそのとき、 菜:……えっ…?

          163-車に轢かれる菜緒

          162-初デートに行く〇〇と好花

          好:ふぁ~…… とある日曜日の朝、好花は出かける準備をしていた。 芽実:…何?〇〇さんとデート?(笑) 好:うん、まぁ……(笑) 芽実:ひゅ~!(笑) 好:うるさい…!(笑) 着替えて荷物をまとめた好花は、〇〇の到着を待つ。 ◇ (ピンポーン) 好:は~い 家のチャイムが鳴り、好花が玄関に向かう。 (ガチャッ) 〇:おはよう 好:おはようございます 〇〇がやってきて、好花はバッグを持って家を出る。 好:行ってきます 芽実:いってらっしゃい 〇

          162-初デートに行く〇〇と好花

          ひらがなけやき日本武道館3DAYS!!

          『ひらがなけやき日本武道館3DAYS!!』の一日目、私たちはリハーサルを終え、武道館の控室にいた。 〇〇:ふぅ〜…… 本来、一日だけだったけやき坂46の武道館ライブ。平手さんの怪我により全日程がけやき坂のライブとなり、メンバーのプレッシャーは極度に高まっていた。 菜緒:……。 横で読書をしている菜緒の顔も、心做しか険しく見える。 スタッフ:ご飯食べた人から着替え始めちゃって? 〇〇:…ケータリング取り行こ? 菜緒:んっ 二期生で固まってケータリングスペースに向

          ひらがなけやき日本武道館3DAYS!!

          161-風邪をひく美穂

          美穂:ックシュン…! ある日の部活終わり、美穂と正恭は美穂の部屋のコタツにくるまっていた。 若:…風邪? 美穂:分からん… 若:何でもいいけど、俺に感染すなよ? 美穂:…普通そこは心配するんじゃないの? 若:美穂ならほっといてもなんとかなるだろ…(笑) 美穂:んな適当な…(苦笑) 美穂が棚から体温計を取り出し、脇に挟む。 若:…異性がいるとこでよく出来るな…… 美穂:ヘックション…!…何が? 若:何でもない… (ピピピピ…) 美穂:おぉ~、39.7℃

          160-クレーマーの相手をするひなの

          ひなの:おはようございます 店長:はい、おはよう ある日、バイト先にやってきたひなのは、タイムカードを押しシフトに入る。 客:すいません ひなの:はい、お伺いします 客:お水交換してもらえますか ひなの:かしこまりました ピッチャーを回収し、新しいものと交換する。 ひなの:お待たせいたしました 客:ありがとうございます 店:佐々木さん、3番卓オイルキャベツお願いします ひなの:はい ひなの:お待たせしました、オイルキャベツになります 客:ありがとうご

          160-クレーマーの相手をするひなの

          159-引っ越し先を決める好花

          好:お母さん、準備できたよ 松母:分かった、ちょっと待ってて けやき大学に合格した好花。引っ越し先を借りるため、オンラインで現地の不動産屋さんと話すことに。 松母:はい、お待たせ 好:……あと2分 松母:(苦笑) そして、リモートが繋がる。 不:おはようございます、※※不動産の※※です 好:初めまして、松田好花です 松母:松田※※です 不:本日は好花様のご引っ越し先のマンションを探されるということで、ご予約いただいております 好:はい 不:それで、事前

          159-引っ越し先を決める好花