259-ドーム内に入る伊勢型さんたち
藤:…お久しぶりです、ゆっかーさん(苦笑)
友:久しぶり(笑)
友香が帽子を脱ごうとしたのを藤埜原さんは制止する。
藤:脱いじゃダメです
友:あっ、そうだね、ごめん
坂道関係者はつきまとい対策でなるべく顔を隠すようにしている。
友:なんだか面倒くさいことになってるよね〜…、
藤:えぇ…、
藤埜原さんは自分のこめかみをさする。
陽子:…いやいやいや、何平然と話してるんですか!?伊勢型さん…
とここで、陽子の遅めのツッコミが入る。
藤:(笑)…じゃあ私たちはこの辺で、
友:うん、じゃあね〜
そうして友香と別れた二人は、彩花と合流するため連絡を取る。
藤:…よし、オッケー
陽子:いやオッケーじゃないですよ、何木花坂のOGと話してんですか(笑)
藤:そこはまぁええやん(笑)
◇
そして十数分後、
彩:お待たせ〜
彩花が合流した。
藤:大丈夫、待ってないから
陽子:木花坂のOGと話してるしね?(笑)
彩:え〜、いいな〜!
藤:会えても話されへんよ?(笑)
陽子:私話せとらんもん(苦笑)
彩:むぅ……、
そして三人はお昼を食べに行くことに。
彩:絶対どこも混んでるよね…(笑)
藤:せやろな…(笑)
三人はドームシティから少し離れ、飯田橋にやってきた。
藤:晃坂の聖地巡礼がてら、ここ行ってみよっか
そうしてやってきたのは、『Royal Garden Cafe 飯田橋店』だ。
店:いらっしゃいませ
藤:三人です
店:奥の席どうぞ
藤:私奥行くな?
彩:うん、
三人は席に着き、メニューを開く。
◇
三人:いただきます
注文した料理が到着し、三人は手を合わせて食べる。
陽子:ん〜!美味しい〜!
藤:(笑)
彩:いい値段するだけあるね〜
陽子:…そういえば、さっき「藤さん」って呼ばれてたけど、あれ何なんですか?
藤:何なんですか?…あぁ、私の本名 藤埜原日向 っていうんね?(笑)
彩陽:へぇ〜!
彩:じゃあ藤さんって呼べばいい?
藤:何でもご自由に(笑)
◇
そして昼食を食べ終えた三人は会場に戻る。
藤:じゃあ、私早めに関係者エリア入るから…、
彩:オッケー、またね
陽子:バイバイ
藤:👋
藤埜原さんは二人と別れ、関係者用ゲートに向かう。
係員:パス拝見します
藤:お願いします
係員:確認しました、中にどうぞ
藤:ありがとうございます
藤埜原さんは関係者控え室に入り、開演時間まで待機する。
◇
スタッフ:関係者の皆さんは、移動を始めていただいて構いません
藤埜原さんたちはバルコニー席に向かい、席に座る。
※:やほ
藤:おっ、お久しぶりです
※:覚えてる?(笑)
藤:えぇ、木花一期オーデの元候補生ということだけ(笑)
※:お〜い!(笑)
藤:でもそっちこそ18年の共和国以来なのによく覚えてましたね(笑)
※:そら、坂道唯一の男子候補生とか忘れ方が分からないわ!(笑)
藤:(爆笑)
すると、
🎶〜🎶〜🎶〜
OVERTUREが流れ始め、藤埜原さんたちはステージの方に顔を向けた。
木花坂46の東京ドーム公演に行った藤埜原さんたちです。
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