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264-〇〇とひなののシンクロニシティ
〇:いっ……!
好:どうした?
ある日の晩、家で料理中にいきなり〇〇が痛がり腕を跳ね除けた。
〇:分からん、けどなんかすげぇ左腕が痛ぇ…、
好:怪我とかじゃ無いんやろ…?
〇:うん……、
好:なんか怖いなぁ…、
◇
〇〇はヒリヒリする腕を擦りながら料理を作り終え、夕食後お風呂に入ることに。
〇:じゃあシャワー浴びてくるわ
好:いってらっしゃい
そうして〇〇が脱衣所に向かい、服を脱いだ瞬間、
〇:…うわっ……!
自分の左腕に真っ赤な痣ができていることに気が付いた。
好:どうした…!?
〇〇の声を聞いた好花も脱衣所にやってくる。
〇:見てこれ…、
好:えっ…!?何これ……!?
〇:さっきのやつじゃない…?
好:痛そう……、
〇:……まぁとりあえず風呂入るわ…(苦笑)
好:いってらっしゃい…(苦笑)
◇
そしてお風呂上がり、〇〇はあるところに電話をする。
(プルルルッ……)
ひなの📞:はい、もしもし?
〇:ひなの、久しぶり
ひなの📞:うん、どうしたの?
〇:ひなのさ、今日の夕方くらいに左腕怪我しなかった?
ひなの📞:……なんで分かったの?
〇:……俺の左腕に痣ができたんね?(苦笑)
ひなの📞:…えっ、ヤバっ……(笑)
〇:なんかスピリチュアルよな…(笑)
ひなの📞:え、痛みはないの?
〇:ちょっと痛む、というかひなのこそ大丈夫なの?何があった?
ひなの📞:えっとね、バイト中に頭上の棚から食器が落ちてきて、その破片でザックリ……、
〇:…痛いやつやん……、
ひなの📞:とりあえず労災の手続きはしたからバイト先の金で病院通える(笑)
〇:(笑)まぁお大事に…、
電話を終えるとお風呂上がりの好花がやってくる。
好:誰やったん?
〇:ひなの、バイト中に左腕怪我したんだと…、
好:……あぁ〜、だから〇〇の腕にも…、
〇:双子って不思議よな〜
『双子のシンクロニシティ』を体感する〇〇です。
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