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202-好花の誕生日
ある日の土曜日、〇〇は朝から出かけていた。
〇:ディナー、何にしようかな……
今日は好花の誕生日。〇〇はディナーの食材を調達するために買い出しに出かけていた。
〇:とりあえず、ローストビーフは昨日のうちから仕込んであるし、ピザとお寿司も注文してるから…、
〇:なんだろ……
〇〇はカートを押しながら、料理を考えていた。
〇:オードブルとかでいいかな…?
総菜コーナーでオードブルを見つけ
無防備にしたあかんで?
先生:~~であるからして、~~~~
ゴールデンウィーク明け、休みボケの消えない教室で私はふと窓の外を見つめる。
外では隣の中学校の生徒たちがグラウンドでサッカーをしている。
〇〇:(…暑いのにようやるなぁ……)
私は板書に視線を戻し適当にノートに書き写したら、ペンを置いてスマホを弄り始める。
〇〇:(…おっ、夏菜実からLINE来てる)
彼女の夏菜実からのLINEを開く。
夏菜実:[今
201-大学に登校する菜緒
菜:ふぁ〜、おはよ…
久:おはよう、私もう家出るから大学に遅刻しないようにね?
菜:は〜い…
退院した翌日の朝、菜緒は大学に行くために少し早めに起きてくる。
ひなの:おはよ〜
菜:おはよ、何時くらいに家出る?
ひなの:何時でも
菜:あっそ…(苦笑)
そうして二人は出かける準備を済まして家を出る。
ひなの:暑いね……
菜:今日の最高気温、27℃らしいからね(笑)
ひなの:うへぇ
200-退院する菜緒
(コンコンコンッ……)
菜:はい
ひより:お姉ちゃ〜ん
美玖:菜緒、ただいま
菜:おかえり、お疲れさん
ある日、菜緒の病室にやってきたひよりと美玖。あれから菜緒は順調に記憶障害や内蔵機能が回復していき、一時退院が認められた。
医師:体調に違和感とか無い?
菜:はい
病室で医師の検診を受け、退院の許可をもらう。
看護師:点滴外しますね
菜:はい
美玖:荷物はこれだけ?
菜:あ
199-進路に悩む陽子
陽子:う~ん……
ある日の教室にて、とある紙を目の前にして腕を組む陽子。その紙とは…、
陽子:進路どうしようかな~……
進路希望調査書だった。
進学先をどこにするか悩んでいる陽子。水縹学院には大学がないため、進学するなら外部に進学するしか手はない。
陽子:…就職するのも手かな~……
今のところ特に学びたいこともない陽子は、就職という手段を視野に入れている。
陽子:ん~……
すると、
198-車椅子を組み立てる佐々木家
久:おっ、届いてる
ある日、久美が家に着くと玄関に荷物が届いていた。
久:ただいま〜
陽菜:おかえり
美玖:おぉ、届いたんだ
久:うん
陽菜:何それ…?
久:車椅子
陽菜:あぁね
久美はカッターナイフでダンボールの封を切り、車椅子の部品を取り出す。
久:え〜っと…、
美玖:説明書これね
久:ありがと
◇
久:…よしっ、オッケー
説明書を見ながら部品を組み立て、車椅子が
197-風邪を引く果歩
(🎶〜🎶〜)
果:んっ……
ある日の朝、アラームの音で目を覚ました果歩。
果:…頭痛い……
起き上がった瞬間、頭痛に見舞われ再びベッドに倒れる。
果:風邪か……?
果歩はベッド横の棚から体温計を取り出し、脇に挟む。
(ピピピピッ…)
果:…風邪やな……
体温計には『38,6℃』と表示されていた。
果:はぁ……
果歩は天井を仰ぎ、ため息をつく。
果:〇〇くんに連絡しとこ…
196-バイトを始めた明里
明:…ここをまっすぐかな……?
この日、明里は新しいバイト先を見つけるために、とあるカフェの面接に向かっていた。
(カランコロンッ)
?:いらっしゃいませ
明:面接をお願いしていた丹生です
?:あぁ、一番奥の席どうぞ
明里は??の誘導に従って一番奥の席に座る。
?:…はい、お待たせしました
明:丹生明里です、よろしくお願いします
未:オーナーの娘の髙橋未来虹です
未来虹は明里か
195-オンラインでゲームをする〇〇たち
果:むぅ……、
とある日の果歩は、部屋の中で頬を膨らませていた。
果:暇すぎる……!
去年まで一緒に遊んでいた〇〇は、好花に付きっきりになってしまったので、暇でしょうがないのだ。
果:何しよ……
果歩はそのままソファに沈んだ。
◇
一方その頃、〇〇は……、
〇:……。
一人で家で読書に勤しんでいた。好花は仲良くなった大学の人と遊びに出掛けている。
すると、〇〇のスマホが鳴る。
194-ひなのの大学の友人
(キーンコーンカーンコーン…)
ひなの:ふぅ〜、二限目終わった〜…!
とある日の大学にて、二限目を終えたひなのは友人と合流する。
ひなの:……。
?:ひなの〜、お待たせ
ひなの:大丈夫、"未来虹"ちゃん
未:お昼どこ行く?
ひなの:…吉〇家?
未:もうそこしか無いじゃん(苦笑)
ひなの:(笑)
そうして二人は吉〇家にやってきた。
店:いらっしゃいませ
ひなの:何にする?
193-〇〇の部屋に帰る好花
好:ただいま〜
〇:おかえり
ある日の大学終わり、〇〇の部屋に帰ってきた好花。
好:疲れた〜…
〇:おつかれ(笑)
好:〇〇さん、お腹空きました
〇:…作れと?
好:さっすが〜(笑)
〇:はいはい…(苦笑)
本を読んでいた〇〇は、立ち上がって台所に向かう。
〇:何作ろっかな〜…
〇〇は冷蔵庫の中を見ながら、料理を考える。
〇:野菜炒めとかでいい?
好:もちろん、〇〇さんに
192-学校を休んでいる陽世
(ピピピピッ、ピピピピッ…)
ぱ:んっ……
ある日の朝、陽世は枕元で鳴るスマホのアラームを止め、ゆっくりと起き上がる。
あの事故から約1ヶ月が経ち、陽世も少しづつ回復してきていた。
ぱ:おはよ……
佐母:おはよう、お母さんもう家出るね
ぱ:うん、行ってらっしゃい
佐母:行ってきます
母親が出かけ、陽世はテーブルの上に置かれた朝ごはんを食べる。
ぱ:いただきます…
ぱ:……。
191-〇〇のバイト先に新しい人がやってきた
店長:佐々木くん
〇:はい
ある日のお昼、バイトをしていた〇〇は店長に呼ばれた。
〇:どうしたんですか?
店長:今日さ、夕方から面接が入ってるんだけどさ、
〇:はい
店長:私、夕方から空港行かなきゃなのよ
〇:いや、そんな時に何面接の予定入れてんすか(笑)
店長:いや急遽トラブルの対処で本社行かなきゃ行けなくて…
〇:…で、私に店長の代わりに面接をしてくれと……
店長:さすが!
190-通学中、事故に巻き込まれる陽菜たち
陽菜:行ってきま〜す
ある日の朝、陽菜は学校に向かうために家を出る。
陽菜:🎶〜🎶〜
鼻歌を歌いながら駅に着くと、改札をくぐってホームに降りる。
アナ:2番線に電車が参ります、危ないですので黄色い線の内側までお下がりください
電車がやってくると、陽菜はそのまま乗り込む。
☆:先輩、おはようございます
陽菜:あっ、おはよう〜
電車の中には☆☆が乗っていて、陽菜は☆☆の隣に立つ。
189-菜緒の部屋を移動させる佐々木家
陽菜:お姉ちゃんたち、何してるの?
ある日の夜、お風呂から上がった陽菜がリビングに入ると、久美たちがテーブルの上にパンフレットを広げていた。
久:菜緒用のバリアフリー設備を調べてるの
陽菜:あぁ〜、そろそろ退院出来る感じなの?
久:まだ分からない、けど早めに用意しておいて損は無いかな、って…
陽菜:ふ〜ん…
◇
それから数日後の休日、久美たちは1階の両親や祖母が使っていた部屋にいた。