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281-芽実に片想いを抱く△△

△:はぁ〜……、

ある日の晩、△△は一枚の写真を見つめていた。それは中学の宿泊学習の時に撮った芽実とのツーショットだ。

△:…好きって伝えたら迷惑よな〜……、

芽実に片想いしている△△だが、晃坂46を目指してオーディション真っ最中の芽実にその想いを伝えることは出来ないでいた。

△:もっと早く伝えてたら良かったんかな〜…?

もどかしい気持ちを胸中に抱える△△。

△母:△△、ご飯

△:は〜い…!

△△は母親に呼ばれ、1階に降りる。



そして夕食とシャワーを終えた△△は自分の部屋に戻ってくる。

△:あ"ぁ……、

そして△△はスマホを取り出し、ある人に電話をかける。

(プルルルッ、プルルルッ…)

?📞:はい、もしもし?

△:すみ姉、おひさ〜

す📞:久しぶり、珍しいんちゃう?あんたから連絡なんて…

電話の相手は従姉のすみれだった。

△:相談というかなんというか……、

す📞:何やねん、はっきりせぇや(苦笑)

△:俺、好きな人がいるんだけどさ、

す📞:へぇ〜(笑)

△:その人がアイドル目指してるんね?

す📞:…あぁ〜、なるほどね、

△:だから想いを伝えるのは迷惑かな〜、って…、

す📞:…そうね〜、…でも自分の気持ち抑え込むん辛くない?

△:だってしょうがなくない…?

す📞:まぁ……(苦笑)

しばらく話したところで、△△はすみれとの通話を終えた。



そして翌日、△△は登校中に芽実に合流した。

△:松田、おはよう

芽実:おはよう

そうして二人で並んで歩く。

△:相変わらず暑っついな…、

芽実:毎日同じことしか言わんやん…(笑)

△:だって暑いんだもん、しょうがない(笑)

芽実:(苦笑)

芽実:…じゃあ、うちの日傘入る?

△:えっ、いいよ恥ずかしいし…///

芽実:遠慮しないの、熱中症で倒れたら元も子もないやろ?

△:じゃあ…、お邪魔します…、

日傘で相合傘する芽実と△△です。

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