256-女の子を助ける未来虹と☆☆
ある日の晩、未来虹はお菓子を買いにコンビニに向かっていた。
未:……。
すると、向こうから女の子が走ってきた。
?:はっ…はっ…はっ…!
未:…こっちついてきて、
?:へっ…?
ただ事では無いと感じた未来虹は、とっさにその子の手を掴んで路地の方に走る。
そして近所の公園にたどり着き、遊具の中にその子を隠す。
未:ここに隠れてて?
?:は、はい…、
そして未来虹は☆☆に連絡を取る。
未:[今すぐ※※公園に来て]
☆:[分かった]
未来虹はスマホをしまい、遊具の中に入る。
未:呼吸は落ち着いた?
?:すみません、ありがとうございます
未:大丈夫、それで何があったの?
?:塾の帰りに歩いていたら、男性二人組に話しかけられて…、
?:手首を掴まれて、振りほどいて逃げてきました…、
未:そっか……、
未:家はこの近く?
?:…ここから2,3kmくらいです、
すると、
☆:姉ちゃん、
自転車に乗った☆☆が到着した。
未:ありがとう
未来虹と女の子は遊具から出て、女の子を家まで送ることに。
未:…誰もいない?
☆:大丈夫
三人で並んで歩く。
?:……。
未:…そういえば名前訊いてなかったね?(笑)
?:あっ、????です
未:??ちゃんね、さっき襲ってきた男たちには心当たりはあるの…?
?:まぁ…はい……、
☆:え、あるの?
?:…私のお姉ちゃん、晃坂46のメンバーなんですよ
未☆:あぁ〜……、
それだけで察してしまった二人。そのまま女の子の家までやってきた。
未:じゃあ気を付けてね?
?:はい、ありがとうございました
女の子はお礼を言って家の中に入っていく。
未:…よしっ、コンビニ行くぞ
☆:まだお菓子買ってないんかい(笑)
未来虹は☆☆の自転車の荷台に跨り、☆☆に抱き着く。
未:よろしく〜(笑)
☆:はぁ……(苦笑)
そしてもうすぐコンビニというところで、
警察:そこの二人乗り、止まって〜
未☆:……あ、
警察に二人乗りを注意された未来虹と☆☆です。
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