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どこまで引っ張る??

新設枠よるおびドラマ『この初恋はフィクションです』第一週感想。

番組枠は15分だが、CMを除くと10分程度。で、それが週四話なので、一時間ドラマを単純に分割したようにも思える。
ただ、某チューブなどの短い動画に慣れて、集中力が持続しない人には良いかもしれない。

ストーリーは青春・学園物だが、ヒロインの初恋の相手(?)の転校生が姿を現さない謎で一週目は終了。まさかこのまま最終話まで引っ張るのだろうか。
ヒロインも含め、出演者のほとんどがオーディション出身だが、等身大の役柄のせいもあってか、あまり不自然さは感じない。

序盤なので、まだコメディーなのかミステリーなのかドロキュンなのかカテゴリーが不明だが、毎日ドラマが観られることに免じて、今後も拝見させてもらおう。

ところで、この枠はT8S初の深夜帯ドラという触れ込みだが、「平日深夜毎日放送されるドラマ」ならば、昔バブル時代に『ドラマ23』というのがあった。
ただ、これは一話30分×四話(まれに八話)で完結するので、「一か月以上続く(であろう)平日深夜毎日放送されるドラマ」は確かに初となる。

ついでに『ドラマ23』の思い出など。
時代的にトレンディサスペンスとでも言おうか、深夜ならではのねっとりとした、もしくはカラッとしたエッチなドラマが多かった気がする。なにしろ、初回の作品が若い男女で裏ビ●オを観るというきわどい内容。

今の地上波では放送が難しいかもしれない。

「おびドラ」に話を戻すと、せっかくの深夜帯ドラマなので、もうちょっと冒険した内容であってもいいと思う。それとも、この次のドラマがそんな感じなんだろうか。

テし朝の昼ドラも結局合計二年で終わってしまい、なかなか最近は帯ドラを目にする機会が少ないが、ぜひ今後とも長く続けていただきたい。


あ、そうそう。
『初フィク』第三話で、やっと転校生に会えたと思ったら、小デブの非イケメン君が出てきてヒロインがっかり、というシーンがあったが、常識にとらわれていてやや残念。脚本は『おっさんず』の方なのに。

だが、この小デブ君の兄なので、もしかしたら……の可能性も。
ここまで引っ張っておいて、よもや単なるイケメンにはいたしますまい。



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