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トピックス(小説・作品)

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素敵なクリエイターさんたちのノート(小説・作品)をまとめています。
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2022年12月の記事一覧

映画2022年の振り返り「女性の立場を見つめ直す作品たち」

2022年も早いものでもう終わり。 今年もたくさんの映画を観ましたが、総括してみて気付く"映画の傾向"があったりします。 ちょうど、2022年の映画を振り返る執筆依頼をいただいたので、映画サイト「OSANAI」にて記事を書かせていただきました。 テーマは、「女性の立場を見つめ直す作品たち」。 ▼サイトはコチラ ↓ 先日、「映画に見る女性の妊娠・中絶のリアル」という記事をnoteに書いたのですが、その大きな系譜にあたるかなと思います。 2022年公開の作品を中心に10作品

【2022年鑑賞映画ベスト10】

今年ももう終わるということで、今年観た映画のベスト10を挙げます。 選考対象は今年劇場公開された新作映画(リバイバル上映などは除く)。 選考基準は、面白かったり好きだったり、言葉にできない気持ちになったりと、とにかく心に強く残った順で選びました。 選考理由と共に10位から順に挙げています。 10位『NOPE』IMAXで鑑賞したこともあって、映像の迫力にやられたし、色々考察するのも楽しい。ジョーダン・ピール作品は『ゲット・アウト』、『アス』も映画館で鑑賞してきたけど、こ

路傍のすずめと空模様

路傍にすずめが5、6羽ほど集まっていた。すずめが集まって暖をとっているように見えて大変微笑ましい。 おそらく対面からやってきた眼鏡のかけた男性も同じようなことを考えていたようだ。すずめの集合を一瞥した後、マスクの上に乗った目が笑っていたように見えた。 しかしすずめというのは人が近寄るとすぐにどこかへ飛んで行ってしまう。 今回の場合も例にもれず、私がすぐ隣を通りかかるタイミングですずめのおしくらまんじゅうはあっという間に離散し、彼方へ消えてしまった。 さて次に何を考えるだ

2022年の振り返り

大晦日です。2022年も今日で最後ということで、今年の振り返りです。 正直、今年は作家人生で最悪の年でした。 今年は小説の新刊がなく、『お父さんはユーチューバー』の文庫本しか出せませんでした。作家になりたての頃は、デビュー作から二作目を出すのに一年以上かかったんですが、一年で一冊も新刊を出せなかったのはそれ以来です。 というのも去年出した『ワラグル』で、若干燃え尽き症候群みたいになりました。ほんとこれに全力を注いだので。 ワラグルは漫才の賞レースを舞台にした芸人主人公

2022年に見た映画5選ーいまだ言葉にならない「少年の君」

今年は、ずっと自分と対話する一年だったように思います。 自分がどういう人間で、どういうことで怒ったり悲しんだり、喜んだりしているのか。見つめてみると、案外自分というのは不確実で、一貫性がなく、透明で軽い。 なんだか、言葉に責任を持とうとしすぎたり、ずっと同じでなくてはいけないと思い込んだりしていたけれど、 要するにそういうのって、「誰かからどう見られるか」に集中した結果の選択と行動だったことに、気づきました。 自分って、結構やなやつ! ここを認められたら、本当に心が

クマとハム(年末編)

駆け抜けた日々を刻んで

2022年が終わる。 一週間坊主の私ですが、今年は365日日記をつけることができました。 大学卒業時に数々の人からもらった温かい言葉と送り出してもらった春、 社会人になって現実と理想を割り切ることの苦しさを知った日、 「絶対に幸せな恋愛にする」真っ直ぐに伝えてくれた夏の終わりの夜、 ささやかな幸せを噛み締められる自分の感性を大切にしたいと願った瞬間。 ぜんぶが愛おしく、この一年を生きた軌跡。 365日の日記から拾い集めた、私の心に落ちた言葉や、日常を紡ぐ中で溢れ出た言

2023年やりたいこと

① 美術館に頻回に行きたい2022年終盤で、ちょくちょく行くようになり、行きたいなと思うものが意外と多いことに気づき、月に2回くらいはいかないといけないかなという感じ。 山田五郎さんのYouTubeチャンネルで、有名画家の細かいつながりが見えてきて、俄然見に行くのが楽しくなった。 子供の頃に家に脈絡なく飾ってあったアフリカ彫刻(の仮面)の謎が解けた。ピカソやモディリアーニの作品的な流れだったんだね。生まれた時からあったので、ただの薄気味悪い怖い仮面をなんで飾っていたのか全然

2022年を振り返って

今日は信州小諸で迎える4回目の大晦日。 昨日一昨日くらいからようやく年の瀬を感じ始めてきましたが、思い返してみると今年は本当に濃くて変化の多い年でした。 たくさんの出会い、たくさんの出来事がありました。どこかで私のことを見つけてくださって、このnoteで新しくフォローしてくださった方もたくさんいらっしゃいます。 昨年は年末年始をぼーっと過ごし、年内に1年の振り返りができなかったので、今年こそは!新年を迎える前に2022年を振り返ってみようと思います。 新たな挑戦からス

2022年、読んだ本

やっと脱稿したので、今年最後に読書の振り返りを。 読んでよかったと思った本、ベスト10。 おすすめをよく聞かれたりするのですが、もう本当に急に出てこなくていつも困ります。 なので、読書ノートを見ながら書きます。 ベスト10ですが、順番は関係ないです。 どれもそれぞれの良さがあって好きなので。 ちなみに今年の読書は、 1月2日 吉田篤弘さんの『つむじ風食堂の夜』に始まり、 12月15日 河田桟さんの『くらやみに馬といる』で終わりました。 1.『針がとぶ』 吉田篤弘 短編集

今年はどんな一年だった?|2022年振り返り

お久しぶりです!かなです✨ さて、今年も、毎年恒例になっている1年の振り返りをしていきたいなと思っています。 バタバタしていて書き忘れるところだった😅 紅白見ながらいきますよ! 1.案外、仕事を頑張った一年だったかも これは、今ふと思ったことです。 去年は、住環境と仕事が変わったことに気持ちが追いつかず適応障害になってしまい、夏には職場復帰したものの、なんとなく心身の不調は残ったままでした。 でも、今年の夏頃から徐々に以前の感じが戻ってきた気がします。 今の自

2022年の振り返り

2022年も残りわずかとなりました。今年もnoteを読んでいただき、ありがとうございました! 今年の年間目標を見返しながら、振り返りを行いたいと思います。 ◆少しずつ「育めた」一年だった2022年に私が掲げていた目標(スローガン)は「育む(はぐくむ)」でした。 “創作を仕事にする夢”に向けて、「一生懸命、創作の種を育てていくぞ!」という思いを込めて決めたもの。 果たしてきちんと育てられたのか。自信を持って「育てられた!」とはまだまだ言えないなあと思うのですが、振り返っ

おやすみ日記 12月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。 12月前半の日記はこちらから。 🎄 12月17日 前日から夜が明けた記憶がない。 というのも、例のワクチン5回目の接種翌日だったのだ。誰ですか「5回目

2022年振り返りと2023年抱負

振り返れば2022年も残りわずか。最近は本当に一年が早くてびっくりしてしまう、ついていけないね。何もなかった気もするし、いろんなことがあった気もするけど、とりあえず振り返ってみようと思います。お付き合いください。 仕事でたくさん悩んだ 一番はこれ。約8年勤めた仕事を辞めて業界も職種も全く違う仕事を始めたから当たり前のことだとは思う。覚悟はしていたけど、覚悟していた以上に、辛いことがたくさんあった。スキルの低さや自分のだらしなさもそうだけど、周りと比べてしまう性格のせいで、