何者になりたいのかしらわたし
突然だが、世の中に「仕事が好きな人ピラミッド」なるものがあったとしたら、多分上から数えたほうが早い位置には属していると思う。そんなもの無いけど。
決して「上位数パーセントに入る」ほどの強いものではない。そんな人は世の中に掃いて捨てるほどいる。でも自分なりに、今の仕事が好きだと思っている。
言語聴覚士という仕事を知ってから実際にそれを生業にするまで、10年かかった。伝統工芸品の職人のように積み重ねたというわけではない。中学生の頃に存在を知って「わたしはこれになるのだ」と憧れ、