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おやすみ日記 1月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
1月前半の日記はこちらから。

👰‍♀️

1月15日
3連休最終日。3日あればどこへでも旅行できるんだよな〜と思いつつ、Podcastで「聴漫才」を聞きながらちょっと走ってお買い物してダラダラするいつも通りの休日。

がん疑いで病院にかかっていた実家の母から、生検の結果がんでは無かったという旨の報告を受けて安心する。去年の秋に叔母ががんで急逝したのもあり、心配だった。地元を離れて東京で働くことを選んだからには死に目に立ち会えない可能性があることだって覚悟しているけれど、とはいえ後悔はしたくないので長生きしてください。「大丈夫だったら」と事前に話をしていた予定通り、3月に帰省のための航空券を取った。

安心したのも束の間、夫も夫で年始から体調が優れない。持病があるのでかかりつけ医に行くも特に異常は無いと言われ、なら他の問題かということで内科に行ってひとまず薬は貰ってきたと。「血圧がちょっと高いからそれかもって薬もらった」と話していたので数値を聞いたら、思っていたより高くて驚いた。エブリデイ誰かの有事に関わっている仕事柄、人より過剰に心配してしまう癖があるとはいえ、どうかみんな健やかにいてね……

( ちなみにその後薬が効いたのか、最近は体調が落ち着いており、とっても元気で安心している )



1月17日
おやすみではないけれど、備忘録として。
noteお友達のよさくさんと夜ごはんを食べた。
本当は企画していらした「よさくさんの本を貰う会」に行きたかったのだけれど、仕事の日で行けず。「個人的に交換会したいです…………」と速攻でLINEした迷惑っぷりである。やりましょー!とサクサク予定を調整してくださるよさくさん、優しさの権化。なんだかんだ3カ月に1回くらい、季節が巡るたびにお会いしている。

同じくnoteお友達のみちさんとお会いする機会が多いのもそうなんだけど、仕事や学生時代の繋がりよりもnoteお友達のほうが頻繁に会っている/しかも毎回話が弾んで解散したそばから名残惜しいの不思議だな……嬉しや。


こちらからも自宅に眠りし本を2冊お渡しさせていただき、ありがたい交換会だった。2冊持って行って2冊持って帰ってきたのを見て夫が驚いていました。そういうコミュニティもあんのよ。
「北海道の人のチョイスだね〜!」と話していた。新婚旅行で北海道に行く際、よさくさんに聞いたおすすめを参考にしつつ旅程を考えたのもあって、「北海道の人」と我が家で呼ばれているの面白すぎる。

いつ話しても、伝わってほしい気持ちをそのまま受け取ってくれる人。重なる価値観の多さに毎回驚いてしまう。それでいてふと違う視点が生まれたときにああだこうだ言語化して投げ合えるのが心地いい。当たり前だけど我々はnoteという媒体でしか関わっていないので、共通で成し遂げた仕事や学生生活、共通の知人がいる訳ではない( noteの方のお話はちょこちょこするけれど )。
それでも毎回こんなふうに尽きないほど話ができる関係を得たことは本当に幸福なことだなと思う。
あとお会いするたびにわたしのボロが出まくっていて、最初は「ふふ……☺️」みたいに笑っていたつもりが、ゲラゲラ笑い転げてしまうようになってしまった。文章だけでわたしを知ってくださっている方々に素敵な勘違いをしていただくことが多いのですが、こっちが素なので許してください。


1月20日
職場の元上司の結婚パーティーへ参加する。
上司!というよりは頼りになる大好きな先輩、という感じが近しい方で、プライベートでもよくご飯に連れて行っていただいている大好きな先輩。お招きいただいた中で1番下だったので緊張した。

事前に近くのヘアサロンでセットをお願いしていたのだけれど、盛大に靴擦れして到着する頃には後ろ姿が大惨事だった。到着早々お手洗いで血を流す有様。本当にすみませんでした……そんなことなど無かったかの如くサラリとご対応くださり、髪も綺麗にしていただき、ありがたいやら申し訳ないやら。
その後、先輩との待ち合わせ場所に向かいながらイヤリングを着け直していたら、金具が壊れて急に使えなくなるというハプニングが起きる。そろそろ穏やかな気持ちで大事な先輩のハレの日を楽しみたいのですが〜?!?!慌てて新橋駅のスリコに駆け込んでイヤリングを買った。

新姓で参列するのは初めてでした


淡いブラウンのドレスを着た先輩がほんと〜〜〜〜にお美しくて、終始大感激だった……
もうご退職した先輩がたを含め、テーブル丸ごと職場の方々で、お話もずっと楽しかった。
最近定番になっているドレス当てクイズ、正解だと思う色のうまい棒を受付から持っていくシステムなのが斬新!みんなおしゃれな格好でクラッチバッグとうまい棒持ち歩いてるのがシュールだった。良。

お相手の方がすごくフレンドリーな方というのは先輩伝てに聞いていたのだけれど、各テーブルを回っていらしたとき「○○( 苗字 )ちゃん!ずっと話は聞いてて会いたかったですー!やっと顔と名前が一致した!」と声をかけてくださって感動した。ご家庭の中で話題にしていただいていたことが嬉しい。それにパッと声をかけてくださることがありがたい。「○○( 新婦の先輩 )とまたお茶とか行ってあげてー!ていうか遠いと思うけど、ぜひうちにも遊びに来てー!」と言ってくださるのに重ねて先輩が「もう来月予定立てたもんね♡」と話してくださる嬉しさよ。来月が楽しみ。


1月26日
嬉しや3連休。つくづく変なシフトである。いつも通りのんびり過ごし、夕方頃に神保町で仕事終わりの夫と合流した。駅前にあるガヴィアルというお店でカレーを食べる。神保町のカレーといえばボンディというイメージがあったけれど、ここも有名店らしい。

手のひらにコロンと収まるくらいのジャガイモがふたつ。スプーンで半分に割り、ホクホクと湯気が溢れるなかにバターを滑らせるとトロンと溶けゆくのが良かった。家庭のカレーと違ってお肉以外の具が無い欧風カレーで、お店の中辛が家庭の辛口相当だそう。最初の一口はほんのり甘く、後からヒリヒリと効いてくるような辛さ。チーズライスとジャガイモで和らげつつ、次、また一口、と食べたくなるような味だった。

カレーを食べた後はお茶でも飲みたいね、とミロンガへ。紅茶のパウンドケーキを半分ずつ。

それぞれうつわが違うのが良い


仕事終わりにこうして外で待ち合わせて夜ごはんを食べるのは結婚して以来ひさびさで、すこしドキドキした。付き合っていた頃はそれぞれ23区内に住んでいるとはいえ電車で片道1時間くらいの距離だったので、週末のたびに行き来しては夜ごはんを食べていた。泊まるのが難しいときはそれぞれの中間地点で夜ごはんだけ食べて解散していたようなこともあったな。
結婚して引っ越してからはわたしの職場がチャリ圏内になったのと、夫が転職して出張か在宅ワークの二択が増えたのとで、家で一緒に夜ごはんを食べるか一緒に外へ出て外食するかだった。待ち合わせて夜ごはん、というシチュエーション自体に心が躍る。まあそもそもなぜこんな時間に神保町へ、というと、ナイチンゲールダンスの単独ライブを観に行ったからなのだけれど。

去年の9月から毎月劇場に足を運んでナイチンゲールダンスのお笑いを観ている。M-1敗者復活戦で話題になったからか、明らかにチケットが取りづらくなっていて嬉しいやら苦しいやら。まだまだ彼らの笑いを近くで観ていたいので、チケット争奪戦に挑み続けようと思う。


1月27日
朝からパンを買いに、サイクリングがてら遠出する。夫と一緒にパン屋さんに行った後、最近よく行くお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べた。おいしいパンを冷凍ストックしておくと、憂鬱な朝がすこしだけ楽しくなることに気付いて以来、まとめ買いしてパンをストックしている。その後は各自読書タイム。

吉田修一の「ぼくたちがコロナを知らなかったころ」を読んだ。ANAの機内誌で連載されていたエッセイをまとめたもの。機内誌を読むのが好きで、毎回飛行機に乗るとどの路線でも嬉々として機内誌を読んでしまう。良い旅エッセイという感じでありつつ、どこか旅先へ向かう高揚感が上乗せされているような気がして良かった。旅先の、「ああ知らないところの空気だ」と思う瞬間が、東京に帰ってきたときの「ああ帰ってきたんだな」と思う瞬間がどっちもたまらなく好き。早くまたどこかへ旅行したい。


1月28日
3連休最終日。夫と一緒に神保町へ。
コイツやたら神保町にいるな?と思ったそこのあなた、大正解です。ライブスケジュール次第で予定が決まるので仕方ないのだけれど、まさかわたしもこんなことになっているとは気付かなかった。

「僕も神保町見に行ってみたいな」「いいね〜行こ行こ。え、この日のメンツお互い好きな人めっちゃ出るよ?!行こ〜( 夫と2人で11月にチケットぽち )」「ナイチンの単独行きたいな( 12月頭にチケットぽち )」「え!このツーマンはアツい!チケット取らなきゃ!( 12月後半にチケットぽち)」という具合で、それぞれ違うタイミングでチケットを取っており、行く日にちをそれぞれスケジュールに入れてから気付くという有様。近くはないが行きやすい場所に神保町があって本当に良かった。

今回取っていたチケットは、夫がかねてより推していた令和ロマンに加えて複数の気になるコンビが出ており、わたしがかねてより推しているナイチンゲールダンスに加えて複数の気になるコンビが出ており、というライブだった。M-1前に取っていたので、まさかこんなに良きチケットになるとは。幸か不幸か、ナイチンゲールダンスはM-1ツアーに出るべく四国へ行ってしまったので、代演だった。残念だけど売れたのは良きことだわね……

夫は夫でもともとわたしよりお笑いが好きで、新宿ルミネや渋谷の∞ホール、好きなコンビの単独ライブなどには行っている。たまたまわたしが神保町ばかり行っていたので、今回は一緒に。ここの記事で男性ブランコの推し短歌を詠んだときにも出したけれど、芸人さんの出囃子大好き女なので今回は出囃子が流れるライブで嬉しかった……

非常に良きメンバーだった

基本的に夫とお笑いの趣味が合わないので、どちらかが大爆笑しているときはどちらかがハマらない顔をしていることが多い我が家。それでも、悔しい、なんでか笑ってしまう〜!と思う瞬間が多くてやっぱりプロだなと思った。素敵じゃないか、お噂には聞いていたけれどちゃんとネタを見るのは初めてでちょっとハマりそうだった。
劇場を出た夫の第一声が「心身ともに、健康に良さそう」で笑った。めっちゃ分かる&毎回同じことを思うよ。1時間半、深いことは何も考えずに、ただ大声で笑っていられる時間の尊さたるや。


1月30日
最近仕事するより休んでいる気がする。シフトゆえとはいえ、休んでいる間にも担当している患者さんのご生活は流れていくし、知らぬうちに知らぬ患者さんの担当になっているしで忙しない。
昨日たっぷり残業して疲れたので、出張の夫を見送れぬまま目覚めた。起きたらもういないの、毎度のことながら変な心地だ。毎回なんだかんだ大体目が覚めて見送っているので、熟睡していたのだと思う。

もう!今日は何もしない!家事もしない走りにも行かない買い物もしない!!!と思っていたけれど、結局なんだかんだソワソワしてしまっていつも通り家事をして走って動画を観て……の休日。

一昨年間に合わせで買ったコートがいい加減にっちもさっちもいかなくなってきたのでZOZOで購入し受け取る。安物買いの銭失いなのは分かっているしアウターは値段が顕著に出るのも分かっているので、そろそろちゃんとしたものを買いたい。
……のだけれど、なかなか身長が低いゆえにしっくりくるものに巡り会えず。どうせもうあとわずかしか今年は着ないだろうし、でもそうは言っても1週間ほどでは無いわけで、この着るたびにモヤモヤするコートを着続けるのはな、と堂々巡りした結果、とりあえずまたセールになっているコートを安く買う消極的買い物。平均身長が欲しい。あとZOZOは170cmのモデルさんに平気で服を着せすぎ。

次の冬に自分がどんな体型でどんなものを好むかは分からないし、流行り廃りもあるし、一旦今季はストレスが無ければいいやというところで落ち着いた。安物ゆえに毛玉が出来やすく、出かけるたびに時間をかけて毎日毛玉取りをする必要があるコートはさすがによろしくなかった。リーズナブルなコートです!!みたいなボタンだったので、前のコートから奪って( ? ) ボタンをすべて付け替えた。


気付けばもう今年も1ヶ月が終わろうとしている。時の流れに置いていかれないように、行くもの逃げるもの追いかけてくぞ2月。

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