「夢とは?」◆HSPさんにもおススメです◎夢分析についてくわしく紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「夢」夢とは?◆心理学で扱う夢分析についても解説◆についてお話していきますね。
あなたは「夢」と聴くとどのようなイメージが湧きますか?
「寝ているときにみる夢をイメージするな」
「将来の夢とか、目指す未来のことかな」
「幻想的な心の世界かな」
等、さままざなイメージが浮かんだのではないでしょうか?
今回は私達が普段寝ているときにみている夢について、どのような仕組みで夢を見ているのか?また、心理学で扱う夢分析について知っていける内容のお話をしたいと思います。
1.「夢」とは?
人は毎晩夢を見ています。夢を科学的に研究するということはとても難しいことなんですが、心理学ではフロイトやユングが無意識を観察するうえで夢分析を重要視したんですね。
私達は普段意識していない意識を無意識と言って、さまざまなことを表現したり、認識していたりしますよね。
過去の記事で「意識・無意識」という記事を書いています。気になった方はこちらを読んでいただけると嬉しいです。
この無意識を直接観察するということができないので、その中身を知るには日常生活における出来事、そこで感じたことや感情を知るには夢を調べることが重要と考えることができるんですね。
心理学では、特に夢は無意識についての重要な情報を与えていてくれるという考え方があります。
なので心理学の中でフロイトが提唱した精神分析療法などの中では夢をどう解釈するか?夢から何を連想するか?が非常に重要な課題となっていったですね。
夢というものには二つのものがあると考えることができます。「将来の夢」と自分が持っている未来の展望とかですよね。
将来の自分の姿を考える時に表したりする夢。そんな意味を持っていますよね。これはどちらかと言うとプラスのイメージになるのかなと思います。
一方、「いつも私は夢を見ているようなことを言っている」「あの人は夢見がちだね」とかどちらかというと、少し頼りないものに対してつけるようなもの、儚いイメージがあるような意味の夢です。
これはどちらかというとマイナスのイメージがあるかなと思います。実際「人の夢」と書いて「儚い」と読みますよね。
この二つの夢の意味は比喩的な夢であって、実際に夜見る夢のことを指すわけではないのですが、二つのことが表すことは、「実際に夜見る夢が二つの側面を持っているということを示している」とも言えますよね。
ただ、その夢そのものについては未だわからないことが多いんですね。一つ確かなことは「誰でも必ず夢を見ている」ということはわかっています。
あなた自身も「全然夢を見なかったなぁよく眠れたな」というような時があるとは思うんですが、それは夢を見なかったのではなくて目覚めた瞬間に夢の内容を見たことを忘れてしまっているだけと考えることができます。
睡眠中には眼球が激しく忙しく動いている時これは「レム睡眠期」と言います。対して、眼球が動いてない時を「ノンレム睡眠期」と言います。
睡眠中はこのレム睡眠期とノンレム睡眠期が交互に現れているので、レム睡眠期に人は夢を見ていると言われています。
しかし、どんな夢を見ているかは他人には分からないですよね。今後技術の進歩で夢の内容を外部化して把握できるようになるかもしれませんが、今現在はそのようなことはできないんですね。
2.「夢」の4つの特徴
◆夢の4つの特徴◆
①夢は睡眠中に見るもの
②主に視覚的に見ている
③夢は毎晩見ている
④夢の内容は本人しかわからない
①夢は睡眠中に見るもの
・夢は睡眠中に見るものです。体は寝ているのに脳が起きているレム睡眠期に夢を見ています。
②主に視覚的に見ている
・主に視覚的です。夢は通常見るものであって夢を見ている間は夢の中の出来事を体験しているように感じている。
③夢は毎晩見ている
・人は夢を毎晩見ている。夢の内容や夢を見たことを忘れることはあるが人は眠るたびに夢を見ています。
④夢の内容は本人しかわからない
・夢の内容は本人にしか分からない。夢の内容を他人が観察するようなことはできないと言われています。(将来技術の進歩で可能になるかもしれません)
3.「夢分析」フロイト・ユングの違いとは?
◆フロイト・ユングの夢分析◆
・フロイト…性的欲求と関連付けた
・ユング…昔話、神話などと関連付けた「拡充法」
夢の内容を知るには本人からそれを聴いていく「夢分析」という方法があります。
夢には様々な無意識内容が表現されるという考えはフロイトにもユングにも共通するものなんですね。
ただフロイトはその全ての無意識的内容を性的欲求と関連付けていったように、夢に関しても性的なものとして解釈していったんですね。
しかし、それではフロイトの考えで夢分析などをした場合は、どのような夢を見ても性的欲求の夢と解釈されてしまう可能性があります。
そのためフロイト以降は、分析家たちは夢を重要視しなくなっていったという流れがあります。
その反対にユングは一つの夢から考えられる様々な連想を神話、昔話などの文化的な類似物を参考にして、あらゆる角度から夢について対話をするようにしました。
それは一つの夢からあらゆる方向へと広がりをみせて、その夢の訴える内容を類推していくという意味では「拡充法」と呼ばれています。
この方法では当然ながら話し手本人の連想だけでなく、聴き手の知っている昔話、文化遺産などについても語り合うということになっていき、一方的な解釈ではなく、一緒に考えていくという対話の作業になって行きます。
4.まとめ
今回は私達が普段寝ているときにみている夢について、どのような仕組みで夢を見ているのか?また、心理学で扱う夢分析とはどのようなものなのか?についてお話してきました。
フロイトやユングといった心理学者たちもこの夢について注目して、意識・無意識といった領域を想定して、その夢から人の心の状態を観察するように「夢分析」というかたちで体系化してきました。
また、その方法や解釈の仕方もそれぞれの視点の違いがあります。
性的な部分に着目したフロイトや、文化的なイメージや神話など、幅広いイメージに着目したユング。
私自身も不思議な夢をみるときはあります。
そこはどこか懐かしく、古い日本家屋なのですが、私は夢の中で「その場所に帰ってきた」と感じると、とても心が落ち着き、温かい気持ちになっていることに気づくというような夢です。
この場所はたびたび私の夢の中に出てきます。
きっとあなた自身も、あなたにしか感じることができない不思議な夢の世界を感じたことがあるのではないでしょうか?
もしかしたらそれは、何かあなたにとって大切なメッセージなのかもしれませんよね。
今回は「夢」夢とは?◆心理学で扱う夢分析についても解説◆についてお話しました。
今回の記事があなたにとってなにか一つでも参考になることがあったら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページかLINEよりご連絡いただければと思います(^^)
それではまた次回の記事でお逢いしましょう。
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