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「発達理論とは?」◆HSPさんにもおススメです◎成長による心の変化とは?子供時代の3つの発達課題を紹介します◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「発達理論」◆成長による心の変化とは?子供時代の3つの発達課題を解説◆についてお話していきますね。

どんな大人も子供時代を過ごして大人になっていきますよね。その成長の段階は大人になった時の私達の心にも深く影響していることは、それぞれが実感している所です。

人間の成長による心の変化とは、発達課題をクリアできたかどうかが大きな鍵となります。

「発達理論」はこれまでの自分の人生を振り返り、自分への理解を深めこれからの人生の道筋を示してくれます。

今回は子供の発達課題を知ることで、自分の人生を振り返ったり、自己理解を深めることができるようなお話をしていきたいと思います。

1.「乳幼児期・幼児期」の特徴

◆乳幼児期・乳児期の発達課題◆
・①好奇心の制限・②友達との遊び・③愛着関係の形成
・「基本的信頼感」を育てることが大切な時期(エリク・エリクソン)

私たちは、発達していく中で、社会的にも文化的にも価値のある存在として社会の中で生きるということが期待されますよね。

そのため各発達の過程には達成すべき発達課題が課せられていると考えることができます。

乳幼児期・乳児期の発達課題として重要なのは「好奇心の制限」「仲間との遊び」「愛着関係の形成」の3つです。

「好奇心の制限」とは子供に道徳的な心を育てるということです。子供が成長していくと行動範囲が広がるので、同時に探究心が深まっていくんですよね。「なぜ?」「どうして?」というような質問を頻繁にするようになっていくんですね。

これは純粋な探究心から生じてきたものですが、時として「道徳的な規範を犯している」ということもあります。

このような場面に遭遇した場合、親は基本を逸脱しない範囲で子供の好奇心を健全に伸ばしていけるように関わり、良い事、やってはならないことの区別・良心とも言えるようなものがつくように関わっていくんですね。

「友達との遊び」子どもは遊びを通して様々な生活能力を習得していくため、仲間との遊びが大切な学習機会になっていきます。

社会学者ミルドレッド・パーテンが子供の遊びの発達について、一人遊び(2歳~2歳半)並行遊(~3歳半)連合遊び(4歳半以降)共同遊び(4歳半以降)というように遊びの形態が変化していくと述べています。

◆子供の遊びの発達段階◆
【一人遊び➡並行遊び➡連合遊び➡共同遊び】
一人遊び…一人で遊んでいる状態
・並行遊び…同じ遊びをしているが、他者と関わり合いはない状態
・連合遊び…他者と関係して遊んでいるが、役割分担はない状態
・共同遊び…役割分担をして、関係性を築いている状態

子供はおままごとなどで様々な役割を演じることを通して、意識が次第に社会へと広がっていくんですね。

「遊び」は、相手の立場になることで自己中心性からの脱却を図り、社会集団に適応する力を身につけるのに非常に重要な他者との関わりになります。

「愛着関係の形成」とはこれは親と安定した愛着関係を築くということです。

乳幼児・幼児期に子供が母親から離れ、安心して遊べるようになったり、純粋で自由な質問ができるようにするためには、親と子供との関係した愛着関係が形成されているということが必要になってきます。

アメリカの精神分析学者エリク・エリクソンは、この時期に「基本的信頼感」を習得することが重要だよと言っています。

「基本的信頼感」とは後の人間関係の基礎になって他者のことを信頼できるかどうかの鍵を握るものなんですね。

この信頼感を育てるには親が子供の質問に耳を傾けて、心の通ったコミュニケーションが必要になります。

2.「児童・学童期」の特徴

◆児童・学童期の発達課題◆
・劣等感との戦い
・親が子供に劣等感を植え付けていないか注意する時期

「児童・学童期の特徴」児童書く時は劣等感との戦いが重要な発達課題です。

この時期は「学校」という少し大きな社会では友人関係を築きながら懸命に課題に取り組む時期なんですね。

友達と自分を比較したり、喧嘩をしたりしながら、社会に適応する術を模索していきます。

この時期における子どもの問題行動の背景には、子供が努力して課題に取り組んだ結果に対する親の関わりが、何らかの影響を与えていることが多くあります。

両親が共働きで忙しく、子供とのコミュニケーションが取りにくいこともある現代社会ですよね。

そうなると、子どもの成績ばかりに注目してしまったり、評価してしまうと子供の発達に悪影響を及ぼすということもあります。

私たち大人は子どもの自己確立に大きな影響を与える時期に、「劣等感」を抱かせないように言動には十分に配慮しなければありません。

3.「青少年期」の特徴

◆青少年期の発達課題◆
・「同一性の確立」…自分を一人の人間として認識すること
・この時期の不安感や苦しみを受け止める姿勢が大切

「青少年期の特徴」青少年期の発達課題は「自分を一人の人間として認識すること」これを「同一性の確立」と言います。

青少年期は「自分はどんな人生を歩めば良いのかな?」「自分には何ができるのかな?」といった深い疑問を抱え、試行錯誤しながら答えを見つけていかなければなりません。

精神的に非常に不安定な時期なので、周りの環境に振り回され感情の起伏も激しくなりがちなんですね。

このような不安定な環境が影響して親に反抗して孤独を求めているかと思えば、悪いと分かりながらも非行の仲間集団に入るなどしてトラブルを引き起こしてしまうということもあります。

この時期に問題を抱え、自分の心のモヤモヤと戦いながら大きな不安を抱える時期です。周りからの援助を拒否してしまうことも多いのですが、この発反発は発達段階からくる「自然な反応」と受け止め、「心に寄り添う姿勢」を保つということが重要になっていきます。

4.まとめ

子供時代は発達課題を達成しながら、社会生活に柔軟に溶け込む大切な時期です。

今回は子供の発達課題を知ることで、自分の人生を振り返ったり、自己理解を深めることができるようなお話をしてきました。

子供時代はその子供自身が、安定した居場所を見つけるための環境づくりが重要なんですね。

また、子供の発達課題は大人の問題を考える時のヒントにもなります。

各段階の発達段階をしっていくことで、今現在自分自身が抱えている不安やモヤモヤした気持ちの原因を認識するきっかけにもなったりするんですね。

あなたにとって何か一つでもためになったと感じることがあれば嬉しいです。

今回は「発達理論」◆成長による心の変化とは?子供時代の3つの発達課題を解説◆についてお話しました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。

何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページかLINEよりご連絡いただければと思います(^^)

それではまた次回の記事でお逢いしましょう。

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